悉傀記

夜闇に紛れて現れるばけもの「傀」は、ひとを傷つけ、いのちを奪う。傀からひとを守るため活動する「唱文師」の類いである早瀬は、ゆえあって旅をしながら傀を狩る日々を送っていた。ある夜早瀬は、傀に蹂躙されてしまった村で、ひとり生き残った少女を見つける。その少女は、ふしぎな瞳を持っていた。ひとりになったうえ「ばけもの」と言われ受け入れられない少女を連れ歩く中、早瀬はある国の領主に唱文師として雇われることになる。
ばけものとひとのはざまで出会ったふたりの運命、ばけものとともに生きるひとびとの戦いを描く中世和風ファンタジー。

★改稿の準備中です。
☆悉傀記（しっかいき）
☆小説家になろうにも掲載しています。
☆この話は空想の産物です。実在の人物、団体などとは一切関係がありません。