あの輝きを

橙色の硝子版を通せば、何度でも彼女は思い出せる。
輝く夏の記憶を。

そうして外せば、目の前は現実。

何度も、何度も彼女は繰り返す。
寒さなど彼女には関係ない。連絡が無いのも関係ない。

最後、レトヴィイヤが何者か知った時、圧倒的な孤独と、離れない笑顔に胸が締め付けられました。

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