家に住むことは、息づくこと。色づくこと。

他の方も仰っていましたが、まるでエッセイのような。
実際に起きたことを描写されているんじゃないかって、リアルさを感じます。

これは、長年住んだ家を出るという経験をした方は、頷くんじゃないでしょうか。

家って、居場所であり命を営が場所で。
ドコでも、良いわけじゃなくて。
育つ場所でもある気がします。

それが本作では……。
KAC2024のお題「トリあえず」をどう料理するかを含めて。


何より染み込むような読了感が本作の魅力ですね。

家に住むことは、息づくこと。
それは色づくこと。
もうすでに、色付いているのかも。

あなたにとってのトリさんを探してみたら
何か変わるかも。

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