2024年3月13日 帰りの電車
電車を1本遅らせたのは誰ですか?
おかげで、遅刻しそうになったじゃないですか。早すぎるのも良くないとはいえ、約束の時間丁度に到着するのは、あまりよろしくないような…?
とまぁ、変なテンションで書いてみましたが…。
はい。ついに、先ほど。退学届を提出してきました。受理されるまではもう少しかかるそうですが、私の方で関与できる部分はもうありません。
ちょうど今、帰りの電車に乗りました。
今の気持ちを率直に表すなら、やはり、スッキリ! でしょうか。でも、その言葉からは想像できないくらいの後ろめたさありますね。
でも不思議と、スッキリしている…。ずっと悩み続けた退学案件が解決したからでしょうか。
最近、似たような感覚味わったなと思ったら、あれですね。大長編作品の完結済みボタンを押したときの感覚に近いです。
もう後戻りできない。そんな感じ…でしょうか。
ここに至るまでにたくさん悩んだからでしょうか。後悔、という感情は今のところありません。でも、いつか、この決断を後悔する日が来るんでしょうね。間違いないです。
まあ後悔は、その時の自分に任せましょう。多分、それを感じている頃には、今とは違うどこかにいると思うので。
個人的には、立ち止まっているよりは遥かにマシだと思います。良い、ではなくて、マシという言い方しかできないんですが…。
教授からは激励のお言葉を頂きました。休学するときも、前に退学を相談したときも。
私の気持ちに寄り添い、一定の理解を示してくれながら、それでも私の身を案じ、何度も翻意を促してくれました。私なんて、教授からすれば赤の他人でしかないはずなのに。親身になって下さった教授には、感謝しかありません。
いつか“きちんとした大人”になって、その成果をご報告したのち、誇ってもらえるような。そんな元学生になりたいものです。
学生生活。実習と退学について悩んだ日々はただただ苦しかったです。
それでも、結構、楽しかったんですよね。勉学はからきしでしたが、大切な交友関係も持てましたし、何より、こうして物を書く楽しさ、趣味を見つけられた場所でもあります。
お金と時間のことを考えず、人生という長い目で見たとき、大学での日々は必ずプラスにはなるのかなと思います。
今気づいたんですけど、これこそ、私が案外後悔していない理由なのかもしれませんね。
退学しても、自分に残っているものがある。大学に行ったことはまったくの無駄ではなかった。
そう思えるからこそ、後悔の念がないのかも?
…もうそろそろ自宅の最寄駅です。最初にメモ書きだと申し上げたとはいえ、結局、何が言いたいのか分からないエッセイになってしまいました。
それでも、こうして文字にして、考えを整理してみてみると、驚くほど平静を装えた気がします。少なくとも、気は紛れました。
きっと今日のことは、事あるごとに思い出されるんだと思います。それこそ、寝る前に見つけてしまった、指のささくれみたいに。間違いなく春に苦手意識を持つようになりましたし、教育というものに対する拒否感も尋常ではありません。
テレビや会話の中でそれらの単語が気になって、夜も眠れなくなる日もあるでしょう。
そうして、寝付けない日。今日という、人生最大の黒歴史を振り返るときに、このエッセイが役に立てばと思います。
もう駅なので、この辺りで締めようと思います。
また落ち着いた時に考えたこと、感じたことがあれば、別の形でお伝えできればいいなと思います。
最後になりましたが、長々と付き合って頂いて、ありがとうございました! 今日からまた、前を向いて生きていこうと思います!
大学を辞める話 misaka @misakaqda
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