お嬢様の完璧メイド、実は何でも屋兼殺し屋の女装

何でも屋であり殺し屋でもある結城零都。今まで従者を雇ったことがないという完璧お嬢様の夜桜綾。零都の働くカフェにて二人は出会う。
一つの約束をもとにスラムで何年も毎日会っていた少年と少女。ある日を境に全く違う道を歩むことになる。少年はある何でも屋に拾われ、少年も少年独自の個性を活かして何でも屋を。少女は両親の住む屋敷に戻り、教育を受け、中学生にして、自力で起業を。道を違えた二人だが、どちらも嬉しそうだった。決して仲が悪いわけではない。最終地点が同じだからこそ、どこで何をしようが最後には約束を果たしてくれる。そう信じていた。