ゆく川の流れは絶えずして……

 このお話を読み終わって、始めに浮かんだのは何故か方丈記でした。

 戦国の三英傑である信長さん、秀吉さん、家康さん。皆さん大きな功績を残されましたが、いつかは儚くなってしまいます。

 このお話は秀吉さんと家康さんの間で、揺れ動く人間模様を描かれた物です。皆一生懸命、生きていますがそれが正解か、誰も答えを出せる人は居ないでしょう。偉くなるって大変です。

 私は、このお話の中に純愛を感じました。本当にその人を愛していれば、それは儚くなっても、どこかに残るのかもしれませんね。

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豊臣の子

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