ちょっと締まらない名探偵の華麗なる推理を見よ!

《第一章まで、読了しました!》



第一章でのテーマは『美食学』。

ペリエ社の瓶ソーダ750mlが大好物の主人公・フィアーが依頼を受けるところからストーリーは始まります。


なんと一品あたり0.7人分しかない+3品で計2人前の料理が食べ切れないというのです。

それも大喰らいの猛者たちが、何人も!



その謎を解き明かすためにフィアーは幼馴染兼助手のラズリーと共に噂の料理店『トロンプ・ルイユ』を訪れます。



この二人の掛け合いが、なんとも軽快で面白い!



どちらも個性的でマイペースな印象があるのに、なぜかパズルのピースのようにガッチリとはまってるんですよね!


特に謎解きのシーンなんかは息ぴったりで、正にホームズとワトソン!


なんて思っていたら子どものようなやりとりをしてクスッと笑わせてくれちゃいます。



しかも味覚だけでなく、視覚、嗅覚、聴覚、触覚……。五感の全てをフル活用した内容は圧巻の一言に尽きました!


もう、全てが伏線なんですよ!

読み返してみると、また新たな発見があるかもしれません。



1919年のロンドンを舞台に繰り広げられる元詐欺師の名探偵っぷりをまだご覧になっていない方はぜひ読んでみてください!

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