元勇者である黒瀬 大河は、Vtuberとして1年になるというのに登録者が3,000人という企業勢としては少ない人数に困っている。
そこで起死回生の一手として取った策は、社長に内緒でダンジョン配信を始めること!
ARの技術を駆使してダンジョンを探索し、出会った魔物を一網打尽にしていきます。
軽やかなリズムで描かれる戦闘シーンはとても読みやすく、するすると読み進められました。
そこに面白さをさらにプラス!
魔物の肉を使った料理をした彼は、食レポをしてゆくことになるのです。
昨今でよく見かけるダンジョンモノに、食を掛け合わせることで味覚にも訴えかけてくる本作。
ダンジョンモノが好きな方はぜひ!
VTuberとして活動する元英雄・黒河大河。
彼が挑むのは、ただの配信ではなく、リアルなダンジョン攻略の実況——という異色すぎる企画。
その発想だけでも面白いのに、読んでみると配信者としての苦悩や、かつての栄光とのギャップがじわじわと胸に刺さります。
軽快なテンポと、現代文化(VTuber)とファンタジー(ダンジョン)の融合が絶妙で「こんなジャンル、ありそうでなかった!」と驚かされました。
主人公の配信スタイルや語り口もクセになる面白さで、読者としては「バズってくれ……!」と願いながらページをめくってしまいます。
ライトノベル的なノリと、現代的なリアリティが混ざり合った作品。
これからの展開にも期待しかありません。しっかり読ませていただきます。