私自身が必ずしも人に褒められまくって育ってきたわけでもないから、この主人公(おそらく筆者ご本人と思料されるが、そこは問題ではない)のような人生がうらやましいと思うことこの上ない。まずはそこを申し上げて、次に。
ひとから褒められることに慣れ、そして自分をほめるようになって、主人公の人生はさらに発展の方向へと向かうこととなった。
その一連の過程から、こういう真理が浮かび上がる。
人に褒められずして、自分をほめることなどできない。
逆のこともふと考えてみた。
人にけなされずして、人をけなすことなどできない。
これも、ある意味真理かもしれない。
だけど、なんだかな。
このお話を読んで、非常に共感を覚えました。特に、「ほめられること」がどれだけ私たちのモチベーションに影響を与えるかについての記述には深く共感しました。私も、まさに今、リハビリの過程で同じような経験をしているからです。
リハビリのセッション中に(理学・作業)療法士さんからの励ましや「よく頑張っているね」といった言葉をもらうことで、次のセッションに向けてのモチベーションが大いに高まります。小さな進歩でも、ほめられることで「もっと頑張ろう」という気持ちになれるのです。
また、文章の後半部分にある「自分で自分をほめる」という考え方も非常に重要だと感じました。自分自身でも小さな進歩を認識し、自己を肯定することが大切だということも実感できました。些細な成功でも自分で自分をほめることで、心の中に前向きなエネルギーが生まれることで、無(0.1〜0.5)から有(1.0)を生み出せるはずと信じて、リハビリに励みたいと思いました。