赤い実の話。青い帯の話。黄の貝の話。緑の涙の話。それぞれの色をもつ、どこかの時代、どこかの土地のふしぎな話。ふと目を開いて午睡をさますと、それを語りかけてくれていたものは……。優しく、妖しく、すこしぞわりとする一睡です。
描き出された世界から立ち昇るのは色彩、そして、どこか色気を感じさせる言葉達。色に纏わる物語は、そこに描かれた物以上の色を感じさせてくれます。 うっとりと、ただうっとりと……美しくも何処か妖しい童話がお好きな方に、このお話を、是非。
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