概要
鯨の上にある街に住む少女の話
――私の街は巨大な鯨の上にある。
何言ってんだと思われるかもしれないが事実だからしょうがない。
鯨の上にできた街に住む少女が、鯨が死ぬことで街が滅びることを知る。
その事実を知ったとき少女がとった選択とは……
何言ってんだと思われるかもしれないが事実だからしょうがない。
鯨の上にできた街に住む少女が、鯨が死ぬことで街が滅びることを知る。
その事実を知ったとき少女がとった選択とは……
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!こんなに素敵な物語、「読みたい」を超えて「書きたい」です!
街が、鯨の上にあるんですよ。
でもその鯨の寿命が来て、街が滅びかけていて。
全員が街を出る中、少し変わり者の少女だけが、鯨の上に残ろうと決めるんです。
「鯨のそばに一人くらい居てもいいんじゃないかと思った」という理由で。
――設定、素敵すぎませんか!?
音楽では、初めて聴く曲なのに「懐かしい」と感じる現象がある、と聞いたことがあります。
私はこの物語に、そういう感覚を覚えました。
鯨の上にある街なんて初めて読んだのに、世界のどこかにそういう街があることを、昔から知っていたような。
ここまで読んで、自分もメルヘンを書く身としては、「こういう話、読みたかった」を超えて、もう「書きたい!!」と…続きを読む