深夜の公園に全裸の少女!?噴水を風呂と勘違いしてやがる…こいつはやべぇ

深夜二時の公園。
映画製作会社のバイトをする青年ロジオンは、全裸の少女ハレヤと出会う。
しかも噴水の中にピンクの入浴剤をばら撒き、さも自分家の風呂のように扱っている。
風呂化しているのだ。

つまり……その、あれだ……なんかやべえ奴だ。

自称 伝説の勇者?
千年の呪い?
憧れのGカップ勇者ゾーフィアが、こんな姿なわけない!

そこには栄光の影に埋もれた真実の過去。
『歴史に残されていない大罪』の物語があった。

「僕は決めた。あなたの映画を作りたい」

そして、青年ロジオンは映画製作をスタートさせる。

千年前に世界を救った勇者の本当の物語を。

少女が自分自身を赦せるような世に残る大作を。

たった一人の彼女の為に。



この物語は
土木作業員のドワーフがワンカップ酒を買い、バイトのエルフ女子高生がレジを打ち
外ではゴブリンの不良少年達がたむろしている世界線で繰り広げられるハチャメチャラブコメ。

果たして、映画を完成した先、二人に待ち受けるものとは?

読めば、あなたも野太い声で
「まあ、チルしてってくださいよ!」とオークの観客に言われること間違いなし!

ちょっぴり泣けて、笑える映画の開演ブザーが……。

鳴っております。


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