概要
待って。私……犯人も犯行動機も知ってる⁉
目が覚めたら目の前には、恋愛小説に登場する推しのロキシウスがいた。
私のことを聞き覚えのないマローネという名前で呼び、さらに彼は自分は私の婚約者なのだと名乗る。その情報から、私はマローネが原作で一年前に自殺で亡くなっているロキシウスの元婚約者なのだと思い至った。
どうやら記憶喪失になった拍子に、前世の記憶が戻ったらしい。
原作では、元婚約者と同じ手口でヒロインが事件に巻き込まれるわけだけど――
(待って。私……犯人も犯行動機も知ってる⁉)
これ、まるっとロキシウスに話してしまえばいいのでは? だって、異世界転生もののヒーローは、ほぼ百パーセント前世がどうのという話を始めても信じてくれるし。
そう考え、私は一年後に彼が事件を解決した過程を含めて前世の話を伝えた。
そんな私の期待を裏切らず、
私のことを聞き覚えのないマローネという名前で呼び、さらに彼は自分は私の婚約者なのだと名乗る。その情報から、私はマローネが原作で一年前に自殺で亡くなっているロキシウスの元婚約者なのだと思い至った。
どうやら記憶喪失になった拍子に、前世の記憶が戻ったらしい。
原作では、元婚約者と同じ手口でヒロインが事件に巻き込まれるわけだけど――
(待って。私……犯人も犯行動機も知ってる⁉)
これ、まるっとロキシウスに話してしまえばいいのでは? だって、異世界転生もののヒーローは、ほぼ百パーセント前世がどうのという話を始めても信じてくれるし。
そう考え、私は一年後に彼が事件を解決した過程を含めて前世の話を伝えた。
そんな私の期待を裏切らず、
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