癖犬への愛が伝わってきます

愛犬を看取るお話で、心にぐっさりと刺さりました。
癖のある犬であったため四苦八苦しながらお世話している様子がよく描かれています。癖犬で問題行動をしているものの、一体何を考えているのか理解しようと行動する飼い主様の愛を良く感じられました。
しかし、別れのときは段々近づいていきます。ただ、悲しいだけではなく「ありがとう」という気持ちも湧いてきます。ペットの死を追体験させてくれる素敵な小説でした。
犬が好きな人、癖犬が気になる人にはおすすめのエッセイです。

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