エピローグ
―― 1ヶ月後
「ただいまー」
「お帰り、新士!」
「オトンは?」
「今日は、残業で遅くなるって」
「なんだよー。せっかくケーキ買おてきたのにー! 誕生日くらいはよ帰ってきたらいいのに」
「なん? 新士もケーキ買おてきたん? どこのケーキ屋で買おたん?」
「
「ウチもよ! やっぱり親子ねえ」
「ただいまー!」
玄関からオトンの声が聞こえてきた。
「あっ! 帰ってきよった!」
テーブルの上には、バースデーケーキが2つ。
“お誕生日おめでとう! オトン!”
というメッセージがチョコプレートに書かれていた。
――俺とオカン(オトン)とオトン
血の繋がりは無いけれども、俺たちは、本当の家族だ。
オカンの胸元からブルームーンストーンがキラリと光を放った。
オカンが幸せなら、俺は、それでいい!
了
オカン☆ラプソディ 喜島 塔 @sadaharu1031
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