概要
私にとって、バースデーは忌々しい日なの!
「枯死(こし)の町」と呼ばれる、掃き溜めのような町に暮らす人間は例外なく孤児で、もぬけの殻のように生きている。ここに暮らす人間の「バースデー」は生まれた日ではなく、捨てられた日。この町で15歳の「バースデー」を迎えた子たちは死ぬまで汚れ仕事を強いられる。15歳の「バースデー」を目前に控えたアリスは、この町に流れついた青年との出逢いによって「希望」を持ってしまい……
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