ウテルスのしずく
サクラクロニクル
ウテルスのしずく
はじまりの日、わたしからあふれだした体液は、血とは思えない茶色をしていた。自分の中身は汚れている。そう思った。けれどリブラは、それがなんであるのかをちゃんとわかっていて、そして笑いかけたのだ。
「これで、今日からあなたもこちら側ね」
それが祝福であるのか呪詛であるのか、そのときはわからなかった。けれどその面影はいつまでもわたしの脳裏から消えずにいる。亜麻色の髪を紅いリボンで結ったリブラのほほえみ。
ウテルスからは逃げられない。
わたしは自分自身の子宮をなでるように、おなかに手を添えた。
*
わたしの周期は週に一度。
おなじ生活をくりかえしている。街にいるときは、支給される四回の食事を決まった時間に食べる。昼を告げる鐘の音を耳にいれたら伽の訓練。毎日やらなければ錆びついてしまう。生身を相手にすることはできない。かつて訓練で事故が起きたためだと聞いている。そうだろう。ひとは間違える。その間違いを認められなかったとき、事故という表現を使う。だいたいの人間が、そうだ。
リブラとはいつも走るコースがいっしょになる。軽い布をまとって、街を囲む広大な水路の脇を半分も走れば五キロに達する。それでちょうどよかった。
「今日も熱心ね」
彼女はそういって、笑みを浮かべる。目を細めて、口角をあげて。冷水のように温度の低い声で話す。
「はい。孕んでいたら走れないので」
「わかっていないウテルスは多い。みんながあなたのようであればいいのに」
渇いたタオルで汗をぬぐう。それをたたんでポケットにしまった。
「あなたこそ、リブラ」
「当然のことでしょう。それが義務なのだから」
彼女はこともなげにそう話す。わたしはそのような前向きさを持ちあわせていない。義務は強制を意味し、強制は抑圧につながる。自分のこころのなかにいつもおもしが乗っているように感じる。その不可視の物体は、どれだけ身体を鍛えてもおなじ重さをわたしに与える。
「リブラは強いね」
「強いことも運命だと思う。ただそれだけじゃない?」
ただそれだけのことができない。
「うらやましい」
「アリエスは変わらず卑屈だね」
街の中心、生活院の最上階に戻った。階段をのぼるのも身体を鍛えてくれる。テラスから街を一望した。今日は晴れの日だったから、水路の内側ではだれもがみなのびのびと歩いている。備えつけられている望遠鏡は巨大で、水路のむこう側まで見えるほど高い倍率を誇った。
あちら側にはウテルスより生まれた男女がはなたれ、わたしたちを支えるために必要なありとあらゆる労働をおこなっていると聞く。そして可能であれば新しい世代を作り、人間の生活範囲を回復する。うまくいっているのかは知らない。そうした情報は水路を隔てると届かなくなってしまう。わたしたちに与えられるのはほんのすこしだけ不自由で、だれよりも物質的にゆたかな生活だけ。この望遠鏡をのぞいて見える世界が、わたしたちにとってのすべてだった。
「どんな世界がひろがっていくのか、それが見られないということだけが不幸だと思う」
リブラがそんなことをいう。たったそれだけのことしか不満がないなら、やはり彼女はあまりに強い。
「それも運命?」
「いいえ。ひとのさだめ」
わたしにはその違いがわからない。
「テロメアが摩耗するかぎり、ひとはいつか死ぬ。あたりまえと笑わないで。本当にそのことは不幸だと思ってる。たくさんの子供たちがこれからどうやって生きていくのかを見届けられないのだから」
冷めた笑みを風に乗せるリブラに触れたいと思う。けれどそれは許されない。見つめていることにさえも罪悪感があった。
祈りの時間の鐘が鳴る。
わたしたちは長い階段をおりて聖堂に入る。
聖堂では老い果てたヴィルゴが聖典の中身を読みあげる。ウテルスのなかでただひとりだけ交わることも産むことも許されずに生きる老婆が、日輪より降りそそいだ熱風の物語を語った。当代のウテルス十一人が、めずらしく欠けずに出席している。赤ん坊のころから毎日聞かされている、ひとという生き物の根本を破壊した炎の風の物語。おもしろいものではない。
わたしたちはおなじことばをとなえる。
ひとを滅ぼさぬため、ウテルスはつなぐ。
われら完全なる器が、不完全なるものの種をはぐくむ。
まくことしか知らぬものはわれらに奉仕せよ。
たがやすことしか知らぬものはわれらに捧げよ。
はこぶことしか知らぬものはわれらに献じよ。
そして子をはぐくむがよい。
いつかわれらウテルスの子らが世界の土となる。
まくことしか知らぬものよ。
たがやすことしか知らぬものよ。
はこぶことしか知らぬものよ。
われらは高貴なる義務を果たす。
ひとを滅ぼさぬため、ウテルスはつなぐ。
われら完全なる器ゆえに、同士を愛することは許されぬ。……
*
サジが街で男を誘惑したとされ、隔離された。
「断じてそんなことはしていない。やつが勝手に思いこんだだけだ」
そうサジは主張した。彼女に私的接触をした男は逆のことをいっている。つまりサジが意図的にみずからの肌をさらし、劣情をあおったとしている。わたしたちはその男の姿を見ることが許可されていた。
檻のなかでそれはひどくあわれな声で鳴いていた。
ミニとパイがクスクスと笑う。
「なにがおかしい。ウテルスどもめ。おまえらは魔女だ」
定型的な反応だった。男はウテルスを侮蔑するときに魔女ということばをつかう。他にはメスブタ、メスガキ、バイタ、ハシタメ、インバイなどのバリエーションがある。しかし構文の基本構造は変わらない。
ヴィルゴはいった。
「サジはなにをしましたか」
男はがなりたてる。
「あいつはオレに胸を見せてきたんだ。なにもつけていなかった。そんなことをされたら誘っていると判断するものだろう。おまえらは人間の男がどういう反応をするか知り尽くしているはずだ。経験が豊富なんだからな」
「サジはたしかに胸をおおう布をつけていません。しかしそれだけでは証拠にならないでしょう」
「建物の影だった。陽にも当たらないし、おまえらのテラスからも見えない。死角だよ。そんな場所でわざとらしく見せつけられた。おれたちには相手がいないんだぞ。それをわかっていて誘うなんて、そんなことがいつまでも許されると思うなよ」
「あなたの主張はけっこうです。わざとらしく見せたというのは、具体的にはなにをしたのですか」
「
一方、サジはこのようにいった。
「今日は体力をつけるためにたくさん走ったよ。でも日のしたにいると暑いだろ。だから日陰にはいって蒸した胸元に風をいれていたんだ。そうしたらあれがとつぜん襲いかかってきたんだよ。怖くてすぐにはさけべなかった」
「それで、なにをしたのですか」
ヴィルゴは淡々とつづきを促す。
「相手をするしかなかった。そしたら笑っちゃうくらい従順になってさ。きっと一時の気の迷いだろうと思ったから、そのまま吐き出させてやった。そしたら動かなくなったから、たすけを呼ぶことができたんだ」
「近くに男がいることは意識していなかったのですか?」
「だれかいるなとは思ってた。けどウテルスにそういう感情をむけるなんてありえないだろ。それにオレが誘うならもっとうまくやるし、そもそもあれとのつながりを疑われるようなことをするのがおかしい。バレたらこうなるんだから」
「サジ。あなたは怖いといいましたね。なにが怖かったのですか」
すこし間をおいてから、彼女は答えた。
「むりやりされたら逆らえないと思った」
「もっと具体的に」
「あんな男と交わって孕んだら予定が狂うだろ。それが怖かったんだ。あいつには理性がなかった。あんなのおなじ生き物じゃない。けだものだろ。屠畜しても食えない害獣だと思った。オレは本当に怖かったんだよ、あれが。だから自分ができることをやるしかなくて」
彼女は涙さえ流してみせた。
男への尋問はつづいた。
「あなたはウテルスを犯そうという意志がありましたか」
「なかった。最初は」
「欲が芽生えたことには自覚があるのですね」
「そうだ。そういう本能が男という生き物にはある。理性をなくしたことも認める。そうでなければウテルスに手を出すなんてことはしない。おれはあのときおかしくされちまったんだ」
「理性をなくしたのが正確にいつだったのか覚えていますか」
「あいつが笑いかけてきたときだ。いいんだ、と思ったよ。そんなわけないのに。でも身体には逆らえなかった」
「サジはいつ笑ったのですか」
男は即答できなかった。だが、口は開いた。
「肩に、手を触れたとき」
「どうして触れたのですか」
「誘われたから」
「どうして誘われたのだと思ったのですか」
「胸を見せられたからだ」
「あなたは男に胸を見せられたら、それで自分を誘っていると判断しますか」
「そんなわけないだろう。ウテルスの身体だからそう思ったんだ」
「あなたには日常的にそのような視覚的刺激を受ける環境があるのですか」
「あるわけがない。禁書だろう。外の連中がどうしているのか知らないが」
「では、内心には?」
かれはがくりとうなだれてみせた。
ヴィルゴは再び問う。
「ウテルスの身体を想ったことはありますか」
男は視線をあげずに答えた。
「ある。あるよ。一度や二度じゃない。何度もだ。だからずっと興味を持ってた」
「あなたには自涜と姦淫未遂の罪をすすぐ機会が与えられるでしょう」
「待ってくれ。それじゃあおれは、二度とウテルスに」
「ウテルスの子に必要なのは理性です。ですから、種に万が一でも間違いがあってはならないのですよ」
男は檻にしがみつくと、涙をこぼしながらなきわめいた。
「いやだ。たのむ、慈悲をくれ。もう二度と罪を犯すようなことはしない。どんなつぐないでもよろこんでするよ。みんなのまえで罰を受けさせられてもかまわない。だからウテルスから離さないでくれ」
ヴィルゴがペンダントを胸元から取り出した。それにはオリーブグリーンに輝く石があしらわれている。スフェーンと呼ばれる宝石だった。頭上にかかげられる。それは角度が変わるたびに緑、黄、橙、赤、と煌めいた。
彼女はサジに告げる。
「これより男と引き合わせます。覚悟はできていますね」
「ここには入ってこれないんだろ」
「かれには手錠と足かせがつけられています。サジ、あなたは安全です」
「わかった。こころの準備をする」
そして男はサジの檻のまえに連れてこられた。
かれはしおれながらも、檻にいれられたひとりのウテルス、
「すまなかった」
男はそれだけいった。多くのウテルスに囲まれながら、男はたったひとり、目の前にいる個体にだけ感情をむけている。おそらくは全員がそれをわかっている。ヴィルゴも経験則でそれを理解していると思う。
「けだもの」
サジがそういうと、男はことばを捨てた。
「おまえもおなじだ」
去勢された衛兵たちが男を連れていく。遠くへ。棄民区というところに入れられ、かれは二度とウテルスに接触できなくなる。
「おまえらだってけだものだ。人間なんだからな」
ミニとパイはやはりクスクス笑っていた。ルピとリオが顔をしかめる。わたしは黙っていた。
「では、あなたが産んでくださるの?」
大声で呪いをまく男に、リブラがそういった。
「では、あなたが子供を産んでくださるの?」
男がリブラをにらみつけた。
「おれたちには器がない。だが、おまえたちにだって卵しかないだろ。産めるのがそんなにえらいのか」
「当然です。まくことしか知らぬものはわれらに奉仕せよ」
「たがやすことしか知らぬものはわれらに捧げよ」
「はこぶことしか知らぬものはわれらに献じよ」
リブラにつづいて、他のウテルスがそうとなえた。
男はなにもいえなくなり、その後の行方は
*
妊娠院に入ると食事の内容がおおきく変わる。とにかくたくさん食べねばならず、その栄養のすべてが赤子に回ってくれるわけではない。だからわたしたちは周期的に肥えてしまう。このときの姿をあまり他人に見せたくはない。
おなじ時期にリブラとわたし、他にもサジやルピなどがおなかをかかえていた。全員がそろうこともある。
出産の障害は痛み。これをやわらげる、ないし完全にとりのぞく薬もある。慣れれば使いこなせるといったのは先代のサジだったか、それともクエリアのほうだったか。どのみち、わたしには使えそうもなかった。もともと感覚がにぶいたちで、薬など使えば子供がどこにいるのかさえわからなくなりそうだった。さいわい、わたしは産むのがはやいとヴィルゴや助産師がいう。なら、痛いほうがいい。
リブラもおなじ考えだった。
でも、リブラの感覚がするどいことをわたしは知っている。
だからきっと彼女は、想像することもできないような苦痛とともに子供を産みおとしているに違いなかった。
そして、そんな彼女の姿を見たいと思うのは、わたしの感情が歪んでしまっているひとつの証なのだと思う。
*
それははじまりを恐れる昼さがりのこと。生活院の外からはほこりっぽい雨の予感が漂っていた。
「ねえ、アリエス」
彼女はわたしにだけ聞こえるよう、耳元でささやいた。
「あなたはきっと、もうすぐこちらに来ることになる」
「どうして」
わたしは跳ねた心臓をおさえこむようにてのひらを置いた。
「だって、あなたからウテルスのにおいがしたから」
わたしは降りしきる雨のなかを歩いた。その日の夜のことだった。
ウテルスのにおい。
ウテルスになるということは、自分が女というものに、大人になるということだった。そうなってしまえば、わたしとリブラは明確に同性ということになってしまう。
わたしたちは子供のころからずっと炎の風の物語をとなえながら生きてきた。
そしてリブラは、わたしよりもさきにウテルスとなったリブラは、ぐっと綺麗になってわたしの目に映った。以前から美しかった髪はよりつやを増して、肌は白くみずみずしくなり、なによりそのほほえみを見ると背筋がこわばって胸が高鳴る。
ウテルスはときにひとを惑わす。
不完全なるものを誘惑し、道をはずさせる。
わたしはきっと、そのなかのひとりだった。
「うれしい」
だなんて、彼女はいった。
「アリエス。あなたはきっと、いいウテルスになる」
そんなふうに、彼女は乱す。
「だっていまでも、あなたはとても」
そこからさきをわたしは聞けない。
傘もささずに雨滴をあびた。
往来にはだれもいない。点々とガラスに包まれた灯火があるものの、この天気ではだれも外を歩こうだなんて思わないみたいだ。ときによこなぐりの風が水をまきあげて、壁から跳ねかえるしずくにぶつかる。
つめたい、雨。
「われら完全なる器ゆえに、同士を愛することは許されぬ」
そうつぶやく。ことばにしなければ自分を説得できないと思った。
でも、音は無意味に洗い流されていく。
この想いは報われることなどない。
せめてわたしが男として生まれてきたのならば、なんて仮定も意味を為さない。
この身、このこころだからこそ、リブラのそばにいたい。
そうした理屈が考えずともわかっていた。
そしてどれだけの水が自分の身体を洗ったとしても、わたしの身がまとい始めたウテルスのにおいが消えることはない。
はじまりの日、わたしからあふれだした体液は、血とは思えない茶色をしていた。自分の中身は
「これで、今日からあなたもこちら側ね」
それが祝福であるのか呪詛であるのか、いまになってもわからないでいる。けれどその面影はいつまでもわたしの脳裏から消えない。亜麻色の髪を紅いリボンで結ったリブラのほほえみ。
ウテルスからは逃げられない。
自分がウテルスになっても、それが変わってくれることはなかった。
*
かつて人間の女性というものには、自分が産んだ子供へ無償の愛を注ぐことを求められたのだという。しかし炎の風の物語においては、その役割を果たさねばならぬのは男のほうだった。だからわたしは、自分が産んだ子供というものがどこでなにをしているのか興味がないし、知りもしない。ウテルスはみなそうだ。リブラも産み落とした赤子のゆくえについて口にしたことはなかった。
それは偶然の休養日だった。晴れているといわれればそう思うし、曇っているといわれれば同調できる、あいまいな空のしたにわたしたちは並んでいた。
リブラは減量中のふっくらした顔でも綺麗だ。わたしは時計の針を意識する。しばしば調整が必要となるあの時計の、一秒を刻む針のことを考えている。ひとつ、ふたつ、みっつ。それ以上を自分に許さない。
見つめていることさえも、罪だ。だってわたしには自分自身のこころの在りかたが見えているから。それが同士への愛、いや、ウテルスのリブラに対する個人的な恋慕だということを自覚していた。
もしもリブラが男で、自分に種をまく立場として伽に現れたらどうするだろうか、ということを考えたことさえある。きっとわたしは他のだれにもしたことがない、本気の行為というものにおよぶだろう。くだらない妄想だった。表情を崩すリブラなんて、リブラ本人であるはずもない。
「ねえ、リブラ。炎の風の物語で、いちばんたいくつなところはどこ?」
口からはそんな他愛ない雑談の種子が飛んだ。もし自分が問われたらたんぽぽのわたげのようにうっとうしいと嫌うかもしれない。そんなざれごとだった。
リブラは笑って、いった。
「われら完全なる器ゆえに、同士を愛することは許されぬ」
わたしは自身の子宮をおさえる。
「それは、どうして?」
「だって、完全でも、器でしかないんでしょ」
おかしいよね、とリブラはつづけた。
「だったら、そのなかには完全なものをそそいでほしい」
おかしいんだから、とリブラがわたしの髪に触れた。
「そんなことをきかないで、アリエス」
ぽつりぽつりとなにかがおちてくる。ほほがぬれていく。
わたしたちは傘もささぬまま、陽光と風雨とにさらされた。
「あなたはとてもかわいい。ウテルスになってもね」
冷たいしずく、雨。きっと、わたしのほほを流れる液体の名前はそう呼ぶべきものだと思う。リブラの瞳はわたしのことを映していた。わたしの眼では、そこにいる自分自身のことをはっきり見ることはできない。でも、そう信じた。
「そういうの、よくないよ、リブラ」
わたしはぬれた目元をぬぐう。
「われら完全なる器ゆえに、同士を愛することは許されぬ」
「だれも勘違いしないよ。男が男を愛さないように、ウテルスがウテルスを愛するなんて、だれも信じないのがあたりまえでしょう」
リブラはそうこともなげにいって、わたしのさきを歩き始めた。
もしあなたのこころがぬすめるなら。
もしあなたにこころを見せられたら。
いっそすべてをいうことができたら。
「待ってよ、リブラ」
「いつまでもぬれているわけにはいかない。風邪をひくなんてウテルス失格だから。だから、いこう、アリエス」
手をにぎられて走る雨のなか。
そういうところが好き。
でも、そういうところが嫌い。
ううん。
愛してる。
手をにぎりかえすわたしからはきっと、子宮の雫がにじみだしていた。
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