透明と空色と

ふと見上げた青空のように、透明感のある文体で綴られる物語です。

ある日散歩に出た主人公のフジサワが経験する、奇妙で、それでいて心温まる出来事。
幼い少女、エミとの邂逅。
その出来事が彼自身と彼の周辺を緩やかに変化させていきます。

1エピソードが1000文字前後で読みやすく、優しい登場人物達の言葉がするりと胸に染み込んできます。