自主企画の記録

黒石廉

エッセイ集の本棚(2023年10月7日~2024年1月7日)

エッセイ集の本棚

https://kakuyomu.jp/user_events/16817330664878115687


 読んでいて楽しくなるようなエッセイをだらだらと読み続けるのが好きなのですが、カクヨムではなかなか探しにくいものです。エッセイジャンルのものをいくつか読んでいると、お勧め欄が一話完結のエッセイで埋め尽くされたりして、いや、私が求めているのはそういうのではないのですとモニタに話しかけても当然通じません。というわけで、自主企画をやってみることにしました。

 すべての作品のすべてを読めたわけではないのですが、一応一通り紹介ができるようなところまでできあがったので公開します。それぞれの作品についての記述は私の気まぐれで追加されていくことがあるかもしれません。

 これを見てくださった方々にあらたな作品、作者とのすばらしき出会いが訪れますように。


 参加順に記していきます。

 エントリー番号の1番と2番は私のなのでリンクともども省略(でも、読んでくれると嬉しいです)。


3.

にわかオタ今昔~好きなことだけ語りたい! by 真野魚尾🐟/真野魚尾@活動縮小中

https://kakuyomu.jp/works/16817330658975712480

 ゆるめのタイトルに釣られて読みはじめたら、いきなり本多勝一の名前が出てきてびっくりしました。あれ、番号が飛んでる? と思ったら、テーマごとに整理されています。マメだなぁ。

 興味のあるところから読んでいけるわけで、読者フレンドリーです。

 アイヌ神謡集(と知里真志保の著作)を取り上げていたり、哲学で挫折していたり、ああ、あるあると勝手に親近感を抱いていました。


4.

マッケンジー音楽室【メタル&プログレ】/真野魚尾@活動縮小中

https://kakuyomu.jp/works/16817330650571948914

 真野さん二作目。

 メタルとかわからねぇとか読み進めていたら、台湾、演歌メタルという謎のワードで思わず、ググってしまいました。「孤燈微微」、かっこいいな。


5.

今日も今日とて/矢向 亜紀

https://kakuyomu.jp/works/1177354054892430828

 創作にまつわるあれこれと自作紹介。

 私もエクセルで年表作ったり、長編書き終えてほけーっとしてしまうことがあります。創作趣味あるあるで共感できるお話が多いです。


6.

音楽と、時々ものがたり/矢向 亜紀

https://kakuyomu.jp/works/1177354054897097110

 矢向さん二作目。

 4番の真野さんもそうですが、常に新しい音楽を探し求め続けるってのはすごいなぁと、おいちゃんは思うのです。


7.

私の創作遍歴/大田康湖

https://kakuyomu.jp/works/16816927860713768850

 ノスタルジアを感じるようなお話が多くて、その中には私のようなけっこう後輩世代でもああと思えることも多いです。これだけ、振り返ることができるのはすごいなぁと、鼻水をたらしながらぼけっと幼年期を過ごした私は感心するばかりです。


8.

私の本棚に並ぶまで/ぽち

https://kakuyomu.jp/works/1177354054891305346

 タイトルだけだと読書記録かなと思うじゃないですか。

 違うんですよね。

 自分の創作を本として出したいという気持ちは、私にもあるのですが、この行動力はすごいなぁ。

 ちなみにnoteでも文学フリマについてなど書かれていて、こちらも面白い(&面白そう)です。

 https://note.com/pochi_michikusa/


9.

家飲みウイスキースキィおっさんが感想と妄想を綴るエッセイ/世楽 八九郎

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887337556

 タイトル通り。

 学生時代、深夜に誰かが研究室の棚の後ろから引っ張り出してきたトリスぐらいしかウイスキーの思い出がないうえに酒の味がよくわからない私は指をくわえて読んでいるだけですが、カジンがウイスキー好きなので、今度お勧めをプレゼントでもしようかと思っています。

 

10.

行き詰まりさん/胡麻桜 薫

https://kakuyomu.jp/works/16817330648217837795

 素敵な文章のエッセイです。

 この方が描くと、日本のなんでもない空間も素敵に見えるのだから、不思議です。

 ヨーロッパの一場面はさらに素敵。

 私も外国でふらふらしたことがあるので、外国のお話がとくに好き。


11.

繫殖リタイヤ犬サクラとふしぎな話/青木桃子

https://kakuyomu.jp/works/16817139555463165678

 犬好きならば、読まないといけない一品。

 犬と家族と少し不思議なお話。私の好物特盛セットみたいなものです。

 関係ないですが、うちの犬たちも服大好きです。


12.

道楽草/十三岡繁

https://kakuyomu.jp/works/16817330655273695966

 キャンプ、アウトドアというタグに引き寄せられてキャンプ初心者の私は読み始めたのです。

 キャンプやアウトドアのお話は当然面白いのですが、それ以外の思察も楽しくて、これぞエッセイ・随筆といった楽しみ方のできる作品です。


13.

好きなんだからいいじゃない/@YouRanmiko

https://kakuyomu.jp/works/16816927861385701237

 食べ物のお話。

 誰もが知ってそうな食べ物から、そんなのあるんだという珍しいものまで、食のワンダーランド。

 お腹が空いている時に読みにいってはいけません。

 お腹が空いていなくても、腹をうならせ、唾液をたまらせてくることもあります。


14.

今日もお隣さんちの猫がうちの庭で遊んでる/たい焼き。

https://kakuyomu.jp/works/16817139556965071264

 日常のお話と創作のお話、様々。

 具沢山の鍋みたいな感じがあって、ちまちまつまむのが楽しい作品です。


15.

Season1:統合失調症(本物)になると、起こること。(雑記ブログ)(とうおこ)(完結済)/井上和音@統合失調症・発達障害ブロガー

https://kakuyomu.jp/works/16816452221466841294

 題名のとおりです。

 発症した同期がいて、そのときの複雑な気持ちを思い出します。

 正直に言うと、どう評価して良いのかわからないのですが、それでも、ページをくくってしまいます。


16.

天のお城でブランチを(日常エッセイ集)/天城らん

https://kakuyomu.jp/works/16817330656795128225

 一部、私小説ぽいものもありますと書かれたエッセイ集。

 落ち着いた筆致で書かれた素敵なものが多いです。

 本棚と本のお話は、紙の本に囲まれて育った人は涙せずにはいられないと思います。


17.

世界の形について/るるる

https://kakuyomu.jp/works/16817330652622090411

 「見えない力」についてのエッセイ。スピリチュアルといったら「隠ぺい」するためのことばを使っていると怒られてしまうかもしれませんが、他に一言で説明できることばを今の私は持ち合わせていません。フラットアース説は最近まで知らなかったので、色々と勉強になります。


18.

眠られぬ夜に綴る随想録/工藤行人

https://kakuyomu.jp/works/1177354054904309471

 エッセイというより随筆と評したくなる一品。

 落ち着いた筆致で綴られる思索のつらなり。一つ一つ、丁寧に読んでいきたくなります。夜、遅い時間、珈琲でも淹れて、ゆっくりと腰を落ち着けて眠れぬ夜の筆者の思索のあとを辿ると、向かいに筆者が座っているような気がしてきます。


19.

いきなりエッセイ/江良 壮

https://kakuyomu.jp/works/16817330649739193212

 タグがすごいです。さらにすごいのが365話まで毎日投稿していらっしゃるんです。一年間無休。200ちょっとでネタ切れになりかけている私から見ると雲の上の人です。


20.

色んなことが、ふと、気になって/小椋夏己

https://kakuyomu.jp/works/16816452220742104411

 タイトルのとおりなのですが、そこからの展開が面白くてつい読み進めてしまいます。そういえば、ルナールの『にんじん』の話で昔読んだ記憶がうっすらと蘇ってきました。あれ、本当にどんな話だったっけ。遠足で友だちが持ってきていた甘茶を思い出したり、読んでいると、しばしば私も記憶が掘り起こされ、一緒に気になってしまう。そんな一品です。


21.

サルでも分かる獣医学/南部りんご

https://kakuyomu.jp/works/16817330662034492149

 動物のお医者さん! 「サルでも分かる」という修辞のとおり、私でもわかるレベルで獣医学や獣医学部の話が続いています。一つ一つが短めでスキマ時間にさっと読めて楽しくためになる一品です。

 [2024年8月追記:ちまちまと少しずつ楽しみ、読み終わりました。楽しかった!]


22.

専業主婦のひとりごと🌱/海空

https://kakuyomu.jp/works/16817330663628351906

 パワーあふれる文章で読んでいるこちらもテンションが高まる一品。応援コメントがいつも賑わっているのもなるほどと頷けます。

 ジャンボチョコモナカのくだりを読んだときに、ああ、値上がりしてから食っていないなぁとか、ラップ音にびびる旦那さんに共感したり(ホラー小説を書いているのに私は極度のビビリです)。


23.

30代おばちゃんの備忘録/叢雲ルカ

https://kakuyomu.jp/works/1177354054919194282

 ちまちまと読ませていただいている話。創作にまつわる話から、日常、趣味の話までごった煮でエッセイという感じ。本屋の話には深く頷いてしまいます。本当に本屋に行かなくなってしまったなぁ。


24.

私のロサンゼルス滞在記/蜂蜜の里

https://kakuyomu.jp/works/16816927860417165212

 異文化体験エッセイ。

 トニ・モリソン、読んだことがないのでコメントできませんでしたが、少しずつ世の中が歪んでいくように、あるいは歪みが露見してきたようにみえる昨今、こういうエッセイは読まれてほしいなと思います。


25.

記憶の手帳/佐藤令都

https://kakuyomu.jp/works/16816700428129735859

 大学合格あたりからはじまる女子大生さんの日記的エッセイ。

 若いっていいなぁ、もう一度大学生やりたいなぁと思わせてくれます。

 加齢臭漂わせてきたけど、若い登場人物を書きたいという人は愛読するとヒントがたくさん隠れてそうです。


26.

葛藤 という以外になんて書けばいいかわからない。/御鏡 鏡

https://kakuyomu.jp/works/16816700425930008659

 感情と理性の対話形式で進むお話。

 毎回、思考時間が書かれているのが面白いです。

 私の場合、頭の中に理性が存在せず、煩悩があちらこちらで喚き散らしているだけなので……理性、うらやましいです。


27.

将棋のゾーン/清水らくは

https://kakuyomu.jp/works/1177354054917496276

 将棋エッセイと説明するのがいちばん簡単なのですが、哲学的将棋エッセイとかいえば良いのでしょうか。参照文献に私が日本語でも挫折したハイデガーの著書の原著が出されていて、インテリジェンスを信仰する似非インテリなわたしはひれ伏すばかりです。

 全然関係のない話ですが、昔、中将棋をやりたいなと思っていました。


28.

綴りかた日記/倉沢トモエ

https://kakuyomu.jp/works/1177354054917496276

 この企画を始める前から読んでいた一品。

 カクヨムの話から、創作全般の話まで様々なものがあって、ついついページをめくってしまいます。リアルタイムで読むと情報収集になって、過去のものをまとめて追いかけると、歴史資料的に読める楽しい作品です。


29.

手紙~明日のわたしへ~/つきの

https://kakuyomu.jp/works/1177354054891212681

 「これは明日のわたしへの手紙」からはじまる素敵なエッセイ。

 読んでいると「明日のわたし」だけではなく、私までも励ましをもらっているような気分になる不思議なところがあります。年数を重ねると、少しずつ普通の日記的になっているようですが、まだそこまではたどりつけていません。


30.斎藤さんちの小噺/真堂 美木 (しんどう みき)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054917548460

 小さなクスッとしたお話というあらすじの通りかな。

 実はこういうの、私は大好きです。エッセイの中にはマイナスの感情が源泉となっているのもけっこうあるし、フィクションならばネガティヴな話しも大好物なのですが、エッセイ的なものはできることならば明るい話が読みたい。そんな私に刺さるエッセイ。


31.

【実録】モンゴルにはユニコーンが住んでいる/井澤文明

https://kakuyomu.jp/works/1177354054883843936

 異文化体験エッセイその二。モンゴルですよ、モンゴル。

 高校時代のお話なので、お酒ネタがないのが残念(その土地ならではのローカル蒸留酒が好きなのです)。


32.

私が小説を書く理由 ~執筆四方山話~/高戸 賢二

https://kakuyomu.jp/works/16816452219678066954

 タイトルというよりもサブタイトルのほうが内容をあらわしているようです。

 創作する際の注意点や創作過程の思考などがつづられています。

 私も異世界ものから書き始めたので、設定を考えているお話のときはうんうんとうなずきながら読んでいました。


33.

携帯電話屋の内緒話/瀬崎由美

https://kakuyomu.jp/works/16816927859418596031

 ガラケー時代の携帯電話屋さんのお話。

 初手からいきなり裏稼業の方々が来訪されるなんてさらりと書いてあったりして、これは読むぶんには楽しそうだけれど、実際そこにいたら大変だろうなぁとか。

 ガラケー時代の携帯電話屋さんは、待ち時間、契約の複雑さ、ライフライン的な機器の一大事に来訪することが多いといった具合で来てる人もストレスフルな人が多そうですよね。


34.

エッセイのエチュード/矢武三

https://kakuyomu.jp/works/16817330661188021346

 つれづれに色々な話が書き連ねてあるジ・エッセイという感じです。

 落ち着いた文体のときもあれば、テンション高めの時もあり、内容も難しめの話しからエロまでなんでもありです。


35.

【適応障害】と診断されて/平 遊

https://kakuyomu.jp/works/16817330657985119497

 リアルタイムで進行する病気エッセイ。

 いつ誰がなってもおかしくないものなので、しんどそうになったらブックマークすると良いかもしれません。


36.

ワニの舌、猫のあくび/海野ぴゅう

https://kakuyomu.jp/works/1177354054934563115

 タイトルがとても素敵です。残念ながら、現在非公開のようです。


37.

エンジョイ系ユーザーの私が創作活動についていろいろ駄弁る話/山本泰雅(旧:モンキー・レンチ)

https://kakuyomu.jp/works/16817330660912938510

 カクヨムの時事ネタや創作にまつわる話をあつめたエッセイ。PVや自主企画の話は、カクヨムアルアルですね。あと、三幸製菓の「丸大豆せんべい(旨口醤油味)、私も好きです。


38.

実は、それは・・・そんなバナナ!?/トータス

https://kakuyomu.jp/works/1177354054884646004

 雑学エッセイ。比較的有名と思われるネタから、知らんかったというようなマイナーなネタまでたくさんあります。博学さと勤勉さをうらやましく思ったりします。


39.

秋山完のカクヨム雑感。/秋山完

https://kakuyomu.jp/works/1177354054919119287

 商業出版経験ありの作家さんの雑感。一連の出版地獄の話、面白かったです。

 そういえば、昔習った先生が岩波新書一冊で百万もらえるみたいな話(嘘か真か、そもそも正確に記憶しているかわからないものです)をされていたました。今はどうなんでしょう。そういえば、ポイントで書籍レンタルはもう実現しているところがありますね。


40.

アニメ・SF・映画その他えとせとら/秋山完

https://kakuyomu.jp/works/1177354054899496564

 秋山さん二作目。熱量高め。とりあえず、未来少年コナンを見たくなります。タイトルくらいしか知らないのですよね。こういう熱の入った紹介があると、読みたくなってしまいますよね。


41.

カクヨムはじめました!/鳥花風星

https://kakuyomu.jp/works/16817330659321250052

 カクヨム攻略法。色々と試されていてすごいなと思います。どうしたら読んでもらえるかってやっぱり考えてしまいますよね。


42.

うちのオカメさん/幸まる

https://kakuyomu.jp/works/16817330660690677673

 ペットものエッセイ。読むとオカメインコを飼いたくなること間違いなし。ペットを飼う人、皆親バカということがよくわかります。愛情たっぷり、ところどころに貼られたリンクからオカメさんの写真も楽しめます。


43.

いちにっち/野苺スケスケ

https://kakuyomu.jp/works/16816927859751858235

 惚気話が読みたければ、これ。

 お子様もいて、私よりも年上のように見えるのに、本当に仲が良さそうで、かつ奥様ラブなものがひしひしと伝わってきます。

 読んだあとの私は高確率でカジンに後ろから抱きつき、張り倒されています。


44.

私のMSX&ゲーム機遍歴/naimed

https://kakuyomu.jp/works/16817330663714770840

 MSXとともに歩んだ記録&ゲーム紹介。タイトルしか知らない名作が色々と紹介されていて、読んでいると遊びたくなります。でも、今、昔のゲームやったら、耐えられるかしら。このエッセイで楽しんでいるほうが良いかもしれません。


45.

とある創作好きの語り場/りおん

https://kakuyomu.jp/works/16817330663398316089

 ラブコメや恋愛ジャンルで活躍されている作家さんの創作にまつわるエッセイ。

 恋愛小説を書きたいと思いながらも、まったく書けない私はふむふむと思いながら読んでおりました。


46.

春はあけぼの、夏は夜/mamalica

https://kakuyomu.jp/works/16817139555149987426

 日記と書かれていますが、そのものの日記というよりはエッセイかな。

 不思議なお話から昔語、自作品のお話まで様々です。

 本に出てくる未知の食べ物に惹かれる私のおすすめは「第13話 忘れがたい小説中の食事シーン 四選」です。

 

47.

ある環境調査員のメモ/広瀬涼太

https://kakuyomu.jp/works/1177354054891772621

 環境アセスメントの調査員という聞き慣れない仕事。気になって、つい読み進めてしまいました。私は虫苦手なのですが、うげぇとなるようなこともなく、楽しく読み進めています。「同定」(ちゃんと変換できました)、私も昔、植物でお願いしたことがありました。


48.

南山之寿の日日是決戦/南山之寿

https://kakuyomu.jp/works/16817139556998691594

 皆がBluetoothのイヤホンつけて、夜中に踊り狂う光景は一度見てみたいとか、私も蕎麦屋で直実とか言ってみたいとか思った方は読んでみてください。ところどころに挟まれる箴言っぽいものも楽しい一品です。


49.

Season2:統合失調症(本物)になると、起こること。(雑記ブログ)(とうおこ)(完結済)/井上和音@統合失調症・発達障害ブロガー

https://kakuyomu.jp/works/16817330664685824415

 井上さんの二作目。シーズン1は、ここのナンバー15です。ごめんなさい。まだ、シーズン1読み途中ですので、こちらはシーズン1読了後に。


50.

底辺はていへんだー逮捕歴1回自己破産1回童貞の日々/@gingingin

https://kakuyomu.jp/works/1177354054894959367

 このタイトルはすごい。もう開かずにはいられない。

 花輪和一の実体験を記した漫画に『刑務所の中』というのがあります。私はこれが好きなのですが、@ginginginさんの話もこれに通じるところがあって、ついつい読んでしまいます。


51.

幸せのハグとキス。/猫野 尻尾

https://kakuyomu.jp/works/16817330651990843841

 惚気話が読みたければこれパート2。こちらはちょっとドキドキしてしまう話も多め。豆まきのときに満面の笑みで庭をかけまわるお犬様はどこも共通ですねってニヤニヤしてしまう動物ネタもあります。


52.

カクヨム(元)新規ユーザーが思ったこと/ひなみ

https://kakuyomu.jp/works/16816927860134906276

 近況ノートがわりという作品。

 登録されてすぐに積極的にコンテストに出しているのがすごいなと思いながら、読み進めていきました。


53.

リトルカブと僕/和辻義一

https://kakuyomu.jp/works/16817330662823277678

 形見のカブをめぐるエッセイ。カブは昔、あこがれました。ただ、あれ、人気があってスクーターよりも高いんですよね。原付きに乗るならば、カブかモペッドと思いながらも、買えませんでした。というわけで、良いなぁと思いながら読みました。冬は寒いのではなく、空気が痛かったなぁ。


54.

幽霊と神様にこんにちは/明智 颯茄

https://kakuyomu.jp/works/1177354054891002796

 スピリチュアル世界への入門書的エッセイ。実践するにはどうしたら良いか書いてあります。私も視えるようになるかしら。


55.

きょうも一つ手話を覚えた/元橋ヒロミ

https://kakuyomu.jp/works/16817330657951635304

 とても素敵なエッセイです。なんというか温かい。

 手話ポエムの話が素敵でした。先輩に手話に詳しい方がいたのですが、手話の方言についての話くらいまでは聞いたことがあったのですが、日本手話と日本語対応手話の話は全然知りませんでした。もっとたくさん読まれて欲しい作品です。


56.

競輪の『道』/鉄弾

https://kakuyomu.jp/works/16817330647888140441

 競輪という道を歩む方のエッセイ。私は競馬、競輪、競艇、どれもやったことがありません。そんな私でも、ラインなどやはり見るときの楽しみ方、戦術、様々なものがあるのだなと思わせてくれる作品でした。


57.

「カクヨム甲子園2023」の作品を読んで:ショートストーリー部門/snowdrop

https://kakuyomu.jp/works/16817330657528495754

 これはすごいとしか言いようがない。作品数が多くなってくると、何を読んでいいかわからなくなってしまう中、snowdrop様のような試みはとても貴重です。若さ溢れる方々も加齢臭あふれる方々にもおすすめできる一品です。


58.

「カクヨム甲子園2023」の作品を読んで:ロングストーリー部門/snowdrop

https://kakuyomu.jp/works/16817330657528439692

 こちらはロングストーリー部門。ショート、ロング部門どちらにおいても、次回のカクヨム甲子園の特設ページからリンク貼っても良いと思うのです。


59.

未整理の収蔵庫/嵯冬真己

https://kakuyomu.jp/works/16817330667175434708

 三年ぶりにカクヨムを再開されたという方のエッセイ。

 読んだ本の話や、カクヨム内時事ネタ等。私も先日遅ればせながら、ハンチバックを読んだので、ハンチバック周辺の話を興味深く読みました。本読みの人のエッセイはやはり面白いです。ベクデル・テストとか知らないことも教えていただきました。


60.

夢日記物語/きやと

https://kakuyomu.jp/works/16817330659635993104

 エッセイと言って良いのかどうかわかりません。ただし、参加条件はあくまでカクヨムのジャンル指定でのものなので無問題。

 夢日記を小説風に描き下ろしたものです。

 漱石の『夢十夜』、百閒の『冥途』、夢を物語化したものは大好きなので、エッセイとしてではなく、小説としてちまちまと楽しませていただいています。ホラー小説愛好家な私はとりあえず二話目でぐっとつかまれました。


61.

エッセイ「新聞を添削する!」/あそうぎ零(阿僧祇 零)

https://kakuyomu.jp/works/16817330660742218844

 新聞にさえ見られるようになった悪文を添削するというエッセイ。

 読んでいると、文章を書く際に気をつけねばならないことが学べます。

 私はいまだに紙の新聞を購読しているのですが、ここまでしっかり読み込んでいないなぁ。すごい。


62.

エッセイ「生き物たちとの楽しい生活」/あそうぎ零(阿僧祇 零)

https://kakuyomu.jp/works/16817330650712503801

 あそうぎさん二作目。身近な動物を題材にしたエッセイ。

 犬を買う前は、アダンソンハエトリグモに名前をつけて、呼びかけていた(ただし、呼びかけ相手が同一個体かは不明)私はクモの話で、そのことを思い出しました。


63.

エッセイ「ことばの過去帳」/あそうぎ零(阿僧祇 零)

https://kakuyomu.jp/works/16817330650475292472

 あそうぎさん三作目。消えいく言葉についてのエッセイ。

 日常生活では消えていく言葉ってけっこうあるものだなぁと感じます。

 そういえば、自分が生まれた頃にはほぼ死語になっているのに、小説で知ってなぜか体得していることばがあるなぁとか読みながら考えていました。メッチェン(第六話参照)は井上靖の小説あたりでおぼえたかなぁとか、バタ屋(これはまだ出てきていないと思う)って灰谷健次郎の小説でしか見たことないなぁとか。


64.

プールにわかめ? 夢は見るものじゃない、叶えるものだ! ~自分の人生は普通だと思っていたけど、どうやら違った件~/KAZUDONA

https://kakuyomu.jp/works/16817330662035769671

 カクヨムにはいろいろな方がいるものだと思います。元プロサッカー選手でカリスマ先生のスーパーマン。読んでいて、そうだよなと思ったのが、スポーツ選手と頭の良さ。自分の身近なところの例だけを見ても、スポーツで進路を決められる人は軒並み頭がいいんですよね。成績良いやつも多いし、学校の成績が悪くても基本超クレバー。ちなみにタイトル回収(?)は第10話。


65.

Pillow Talk/枕崎 純之助

https://kakuyomu.jp/works/1177354054918344318

 タイトルのせいでしょうか、語り口のせいでしょうか、読んでいて昔風呂の中で聞いていたJET STREAMというラジオ番組を思い出しました。

 「おやすみなさい」「今宵もいい夢を」という締めの文句が素敵です。

 ちなみに私は卒論だけは一週間前に提出できました(なお、後に修士課程で留年)。


66.

カクヨムの片隅でパソコン愛を語る/神在月ユウ

https://kakuyomu.jp/works/16817330666055800691

 ウィンドウズXP搭載PC。懐かしいですね。なつかしPCエッセイかと勝手に勘違いして読み進めていたら、話はいつの間にか最新機に。いいなぁ、ゲーミングノート。


67.

旅路の徒然 ~おい、相生。その程度で旅人を気取るたぁ、てめぇはまだまだ、蒼い!~/相生蒼尉

https://kakuyomu.jp/works/16817330659787365640

 先日、こちら

https://kakuyomu.jp/info/entry/kakuyomu_award_program_1

 でアワードを贈呈されていた相生さんの旅エッセイ。

 1話目が目次になっていて、優しいです。自分の知っているところは読みたくなってしまうもの、波照間、神保町と旅の軌跡を追い、トルコライスの文字に引かれて長崎で軍艦島(私は行ったことないです)追体験させていただきました。


68.

バイクトーク/秋山如雪

https://kakuyomu.jp/works/16816700425948365275

 ツーリングのお話。知り合いに聞いて初めて知ったのですが、バイクツーリング客向けの宿泊施設というのがあるんだそうですね。犬飼いの私はバイクツーリングなんて夢のまた夢なので、こういうエッセイでツーリングを疑似体験しています


69.

お久しブリッツカクヨム日記ィ!!!/木元宗

https://kakuyomu.jp/works/16816700428881364371

 すみません、タイトルとペンネームでテンション高いおじちゃんだと思っていました。イレイザーヘッドと鉄男、良いですよね。どちらもあの異様なビジュアルがいい。創作メモや日常、読んでいる本の話など様々なネタがつまったエッセイです。


70.

どうでもいいことですが、お付き合いいただけると嬉しいです/歩

https://kakuyomu.jp/works/16817330647977589672

 カクヨム内のお話や創作にまつわるお話。

 そういえば、私も怪談の公式自主企画で落選したなぁとか思い出したり(第7話参照)。公式のレビューもらって、遠野物語ノートもらえるかもとか密かに期待していたのに。あと、私も本屋に行くと宗教学と民俗学のコーナーを真っ先に探します。


71.

おっさん100%/雪うさこ

https://kakuyomu.jp/works/16817139557048409931

 二人の娘さんとの生活や創作について綴ったエッセイ。

 アマゾンのアカウントのっとりとかあるんですねとか、コロナで缶詰大変だなぁとか。時事ネタが入っているエッセイを後から追っかけるというのも楽しいですよねと思わせてくれる作品でした。


72.

☣☣目から鱗の雑学エッセイ集☣☣/紅色吐息(べにいろといき)

https://kakuyomu.jp/works/16816927859706320808

 雑学というか、心を安らかにする文章が並んでいます。途中でモテる男はどういうものかというお話があって、モテる男とは、そういうものなのかとモテない私はしみじみと噛みしめました。


73.

メーデー、メーデー、メーデー、小説は無傷では書けない。【エッセイ】/五水井ラグ

https://kakuyomu.jp/works/16817330667833648402

 私の語彙力では説明しづらいものです。


74.

私的な創作への騙り ~相生の毒白~/相生蒼尉

https://kakuyomu.jp/works/16817330659541776427

 相生さん、二作目です。

 こちらはタイトルに「毒白」と書かれていますが、転生部分以外は「毒」はあまりなし。

 私のような弱小だとわからぬ苦労があるものだという「なろうトラック転生」(わからない人は上のリンクをたどるのです)からはじまって、創作や賞、賞金のお話などに。


75.

ニッキーとザッキー/フカ

https://kakuyomu.jp/works/16817139558704551282

 オオトリ。

 作者のフカさんはじんわりくる短編と暴力と多国籍無国籍テイストあふれる連作のほうで知りました。

 エッセイを見つけて、続き書いてくださいよぉとうざ絡みをしたら、企画最終日に一気に話数を増やして参加してくださりました。ありがとうございます。

 なにか大きな事件があるわけでもなく、時事ネタがあるわけでもないけれど、読んでいるとニッコリとできる素敵なエッセイです。



































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