日本の『神道』をベースに、荒御霊を『封』する人々の物語です。

 日本各地には、神社や神域、地蔵など、昔から祀られているものがあります。
 迷信的に、なんとなくそれらが置かれているのではなく、国の根幹にかかわるような意味や力が、もし、それらにあったとしたら。

 力を欲し、それらを悪用する者が出るかもしれません。
 また、それらの下に『封』され、隠されているものは、長年、いつまでも大人しくじっとしていてくれるでしょうか。

 この物語は、日常の表面には出てこない、そういった『封』を管理・監督し、『封』が破られれば、それと戦う人々の物語です。

 さあ、奉祀するか調伏するか。

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