村上春樹、三島由紀夫、ロバート・マッキーなどの 先人たちから学ぶ創作論

先人たちの創作論というのは、興味があってもなかなか読む機会がないもの。
こちらの作品は、そんな先人たちが書いた文章読本や創作論を、わかりやすく丁寧に教えてくれます。

そうは言っても、最近は読みやすいものばかり読んでいたので、久しぶりに脳を刺激されました。
たまには、少し硬めの本を読んだ方がいいかもしれませんね。笑

表題の「バナナの皮で滑ったことはあるか?」という発想の話から始まり、
人称篇、人物描写篇、心理描写篇、オリジナリティ篇、登場人物篇、参考文献篇、批評篇、終わりに、といった9話にまとめられています。

一万字ちょっとの短い作品ですので、小説家を目指している方にはぜひ読んでいただきたい創作論です。

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