領主館で働くサシャは、厨房で下働きをしている。年末、大忙しの時期。今まで、恋人である料理人、ハイスと、静かに二人きりの時間も持てたのに、今はもてない。二人でいれば、仲睦まじい会話ができるのに、他の料理人が多いところでは、二人は、料理人と下働き。口調も配慮したものとなる。サシャの胸に、さびしい隙間風が吹く───。後味の良い、大人のラブストーリーです。オススメですよ。ぜひ、ご一読を!
領主館シリーズ最新作ですよ!今回の主役は下働きのサシャと製菓担当のハイス。まるでクリスマス前夜のように大忙しの製菓部門。恋人たちは二人で過ごす時間もとれません。でも深夜、彼がサシャを呼んだ理由は――?異世界なのでクリスマスではありませんが、なんだかささやかなホワイトクリスマスを過ごす恋人たちのようで、心がほっとあたたかくなります。すぐに読める三千字の掌編、おすすめです!
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