番外編 その後 3 五人の再会 もう一つの意味

番外編 その後 3 五人の再会 もう一つの意味


「ここは・・・」



数週間前


「えー」

「こんなところで何やってんの。二人とも」


「こんなところ、それはないだろ」


「俺は畑を耕してんの。」


「あっ無職?」


「立派な仕事だって言ったのは誰だ」


「まさか、委員長も無職なのか?」


「農林水産省で働いているわ。」


「まさか、四人で再会するとは。いずみんは?」


「泉さんなら、役所の福祉課にいるわよ。」


「なんで知ってんだ?」


「無職さんが泉さんにストーカーまがいなことをしてましたので。」


「デタラメだ。ストーカはしてねぇよ。」


「ストーカは?って何。いずみんに何かしたの」


「やってない」


「やってない?まだ告白できてないの?」


「それは、ん?まてよお前らこそ今日ここで付き合ってたぞ?」


「まぁまぁ、とりあえず、福祉課なら数週間後に行くからその時にー。告白パーティー決行ね。」



現在


「何でこんなところにつれてくるの?ここなら言ってよ。」


「ごめん。」


「いたっ、凛ちゃん、押さないでよ。え、翔君?」


「付き合ってください。」


「翔君が何で」


「答えは」


「喜んで」


「作戦成功」


「作戦?」


そしてわたしは、翔君以外の三人から、これまでのことを聞いた。


「気づかなかった。うれしい。ありがとう。」


そして、パーティーが始まった。


終わり


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ワークワールド〜神の怒りに触れた五人の物語〜 TYATAMA @TYATAMA

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ