この小説は、人間の人間による人間のための人間讃歌!

 タイトルに僕の伝えたいことが全て入ってます(笑)
 この小説結構タイトル詐欺みたいなところもあるんですが、あまりに面白いのでもうあらすじは一切なしにします(笑)
 読む前に、AIになれる試験というのはどんなものかを想像しててください。

 一つ言えるのは、AIは人間のためにあるもので、それも人間が輝けるためにあるものだと思うんです。
 ゴミ箱ロボットを聞いたことがありますか? ゴミ箱の形をしたロボットですが、自分でゴミを拾えません。周りの人にゴミを箱に入れてもらうんです。
 そういうのが本当に価値のあるロボットだと思います。
 また、小説とか音楽とか芸術とか色んなものがAIに奪われて行っていますが、やっぱり本当に人間の心を打つ良作は人間しか作れないと思うんです。

 この小説の第四話には、AIの在り方、人間との付き合い方に関するすべてが詰まっています。

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