現代に残る少し神秘的な物語

の一幕を描いた短編となります。
ファンタジーとして全てが彩られる素敵な世界観もあると思います。

ですが、この物語は現代の中で藻掻いた末に世界が色褪せてしまった少年の物語であり、だからこそ一筋の奇跡という神秘があってもいいのでは!と思わせてくれる作品です。

仮にこの短編を読んで何かあなたの心に触れるものがあるならば、ぜひ本編「月下に桜花濡れて天使降る」に目を向けることをお勧めします。
ちょうど、章の構成的に区切りとなっており、これからじっくり読み進めていくにふさわしくタイミングとしても年末年始にゆっくりと読む方にぴったりだと思います!

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