家事労働が無償と思ってる連中、全員そこへ並んで歯ぁ食いしばれ!!

作者様の家事模様がユーモラスに描かれた作品です……が、その行間に立ち上ってくるのは、「名も無き仕事」を黙々とこなす貴い存在を気にかけることもなく、思い思いに我が道をゆく人々の姿。
作者様の御家族なのであまり外から悪くは言えないのですが、せめてちょっと心配りがあってもいいじゃないか……と思わずにはいられません。

家事労働って、どうしてこうも世の人々に価値が認識されないんでしょうね。
脳の構造的にマルチタスクできない自分としては、八面六臂の活躍で家事を片付けまくる作者様は神にしか見えないのですが……
まともに家事がこなせない身としては、せめて、こなしてくれる家族に感謝の気持ちだけは忘れずにいようと、気持ちを新たにしました。

そして作者様に特大の花丸を贈呈したい。
これから本作を読む皆様も、きっとそう思われることでしょう。
作者様の周りがいつか感謝の花丸で満ちることを、願わずにはいられません。