笑いもするが泣けもする傑作

かなり完成度が高い作品でギャクテイスト溢れるがその実、まさに現代ファンタジーの王道。
ネタとして見ても普通に声が出るほど面白いが、ストーリーも普通に涙が出てしまうほどには感動する。

評価が難しい、というのは最高点をどっち寄りに振るかという意味で。
破綻なく、架空原作作品でイレギュラーが混じってシナリオが書き換わるという流れを主人公視点以外で起こしてる作品私は初めて読みました。

TS作品というのがこの作品の根幹ではあるものの、TS作品を忌避している人たちが勿体ないと思うくらいには大変すばらしい作品、描写力も申し分なく、書籍になってないのが不思議なほどに完成された作品です。
素晴らしい、その一言に尽きます。

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