社会人四年目の巧（たくみ）に美人の彼女が出来ます。名前は、桂木百合。その彼女が「今日、家に行っても良い？」と誘ってきたのです。巧は有頂天になります。そして、彼は自宅で、彼女に押し倒されてしまって。
　巧が、彼女に追い込まれるさまが、ユーモアを交えて描かれているため、かえって緊張感が高まり、それが作品の大きな魅力となっています。また、後半の展開も面白かったです。
　素敵な作品をありがとうございました。
（メモ、短編31）

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自分が暮らす隣の部屋に、美人姉妹が暮らしていたら、誰でもウキウキするのでは無いだろうか。

しかも、その1人が自分の彼女なら、尚のこと……。

だが、しかし。

時々、女の子は男に「私のこと、すき？」と確認をするけど……。この話を読むと、今後、安易に「うん、好きだよ」という事を躊躇してしまいそうになるかも知れない。そして、美人姉妹の片割れと付き合う、ということも。

「好き」と言ったことにより、主人公は美人姉妹に思いもよらない迫られ方をする。

ラブコメでありながら、ホラーな味わいもある本作品。

いったい、今後彼がどうなるのか……
想像を膨らませてくれるラストを、あなたも味わってみませんか？

冒頭からなかなかに美味しいシチュエーションと思ったら……。
美味しいと感じていたのは。さらに、実際美味しくいただいたのは。
という、素敵な吸血鬼のお話でした。

普段ならちょっと怖いと感じるお話ですが、ラブコメ要素でそれを上手く相殺。
しかも、作者様お得意の艶めかしい文章が、姉妹の魅力を引き立てます。

この二人に挟まれた主人公……思わずエールを送りたくなりました。
頑張れ！

この話を端的にまとめるとしたら、
主人公が隣の美人姉妹に翻弄される話である。
しかし、作者の文才で書かれる軽快かつ濃厚なラブコメは、本当に面白い。
美麗な情景描写の合間に繰り広げられるラブコメの軽快さ。この塩梅が絶妙で、気付けば最後まで読んでいた。そして、続きの無いことに絶望する。

私も翻弄されたい。何度、そこを変わってほしいと思ったか。美人姉妹翻弄されたい人は是非読んでほしい作品です。
そして、主人公に幸あれ。

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このお話を読んで、一番初めに感じたことは、吸血鬼に対しての熱量でした。

思わず、首筋を抑えたくなる生々しい吸血行為の描写。

人間との力の差を、主人公の心の声により、上手く表現されていたり。

また、吸血鬼のヒロインが、普段の生活をバレずにどうやって過ごしているのか？

読み込めば、その日常生活まで、想像できてしまいました。

つまり、作者様の吸血鬼への想いがあふれた素敵な色のある作品です。

✨おすすめです🦇

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