その行動が奇跡的な出逢いを生む。大学助教授と女子高生の交流エッセイ!

当時女子高生であった作者さんは高校一年生にして単位不足という危機的状況に至ります。
打開策としてレポート提出を課された彼女が出逢ったのは、のちに「ニセ祖父」となるOセンセイの著作でした。
彼に興味が湧いた作者さんは思わず勢いで手紙を送ります。
その手紙がどんな事態を引き起こすか予想もせずに……。

本を通じて巡り逢った大学助教授と女子高生の交流を描いた実話です。
実際にこんなことあるんだ! という驚きとともに、読み進める度にふたりのやりとりから垣間見えるあたたかい感情が胸を打ちます。
自分もまた頑張ろう、そんな風に思える素敵なエッセイです。是非。

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