神話や民話などを下地にしたファンタジーで、古文の超訳を読んでいるようです。なかなか世界観や描写の想像がつきにくい場面もありますが、それもふくめて神話っぽいなと思います。主人公の凋落から復権までが調子よく進む割に、上質な文章なので、普通のなろう小説にはない満足感があります。泡沫のように儚い現実に、神はもしかしたら、そっと微睡の中で人々を祝福しているのかもしれません。
ニコニコで漫画版を読んでいましたがここからというところで早々に終了してしまい、続きが気になったので原作も読み始めました。舞台は蒸気機関が発展したやや近代的な和風な国 高天原。五柱の神を奉る三宮四院…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(35文字)
言い回し等が難しく最初は読むことを面倒に感じましたが読んでいく程に世界観に引き込まれました。久しぶりに更新を待ち望む作品に出会えました。
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