神話のような貴種流離

神話や民話などを下地にしたファンタジーで、古文の超訳を読んでいるようです。

なかなか世界観や描写の想像がつきにくい場面もありますが、それもふくめて神話っぽいなと思います。

主人公の凋落から復権までが調子よく進む割に、上質な文章なので、普通のなろう小説にはない満足感があります。

泡沫のように儚い現実に、神はもしかしたら、そっと微睡の中で人々を祝福しているのかもしれません。

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