歯車が嚙み合わない

というもどかしさを伴った読み手を惹きつける導入から始まる物語です!
女神様が当たり前のように登場する世界ですが、人と異なる価値観が垣間見えるため、そのズレが人ではないということをはっきりと読み手に感じさせてくれました!

個人的に読み進めていて、世界観ならではの表現方法がとても素敵な形で記されているのがとても印象的です!
ネタバレになってしまうため、どのような形かを明示できないのが残念ですが、軽い重いという表現を利用した説明は秀逸なのでぜひとも直に味わってほしいです!

現在まだ旅は始まったばかりですが、至る所に散見される世界観の綿密な設定がヒシヒシと感じられます!

ぜひみなさんも他者の運命を奪うという力を持った主人公が、どのように自分の運命に抗っていくのか見届けてみてはいかがでしょうか!

その他のおすすめレビュー

赤ひげさんの他のおすすめレビュー432