化獣戦記　－凶科学者　あるいは　神に最も近いリベルタン－

　グレート・パーゲイション（大浄化）と呼ばれる巨大な隕石の衝突。
　それによって地表の文明は崩壊の一歩手前まで追い込まれ、人類は地表を見捨てて宇宙へ進出する。

　一方、隕石衝突の爆心地には、謎の生命体が跋扈する。地表に取り残された者たちは、その謎の生命体との共存を余儀なくされる。フェニックス、ドラゴン、ユニコーン……特殊な能力を持つ生命体を、地表の者たちは化獣と呼び、古き幻獣に擬えた。
　化獣たちの特殊能力を、テクノロジーに組み入れたい人類の野望が、またも争いの種を発芽させてしまう。

　人間が戦うべきは化獣か、それとも人間同士なのか？