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概要
見えないものは、存在しないものと同じ
一年前、犯罪とは無縁だったはずのこの街に起きた凄惨な監禁事件。箝口令のような規制が敷かれていたのか、ニュースやネットなどには一切が取り沙汰されておらず、いまだ犯人も捕まっていない。あの混乱を撒き散らしながら玄関に這いつくばる姿は、人間と呼ぶにはあまりにも残酷な様相を呈していた。
二十歳を過ぎても定職につかず、深夜のコンビニで友人の時田と一緒にアルバイトをこなすだけの毎日を送っている。仕事といえば、時田の話し相手になることと、たびたび来る謎の女性客の相手くらいだ。そんな僕だけの小さな世界で明かされる事件の真相と、周囲の人々の本当の姿とは――。
二十歳を過ぎても定職につかず、深夜のコンビニで友人の時田と一緒にアルバイトをこなすだけの毎日を送っている。仕事といえば、時田の話し相手になることと、たびたび来る謎の女性客の相手くらいだ。そんな僕だけの小さな世界で明かされる事件の真相と、周囲の人々の本当の姿とは――。
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