控えめで善なる少年と、欲に突き動かされる底知れぬ悪霊が、期せずしてバディ関係を結ぶ物語。映像的なまでに目に浮かぶヤマ場の描写が見事です。設定から文章まで完成度が高く、続きが待たれます。
児童書生まれファンタジー育ち、二次も嗜む奴は友達。 名義はサト・ナサトと読みます。お気軽にナサトとお呼びください。
流れるようにスムーズな構成、丁寧な地の文、そして鮮明な人物描写。同じ作家としての目線として、まず実力がすごいなと思いました。また、相棒との出会い方が一本調子ではない感じも大好きです。この先の展開…続きを読む
心優しい主人公。その主人公と組むことになる人外の存在。物語の序盤から明示されるラスボスの存在。段階的に現れる敵と戦いながら縮まっていく相棒との距離……。王道です。まるで王道漫画のよう。しかし…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(955文字)
※本レビュー作成時点でまだ連載中のため、「第六夜」までのレビューです。本作の魅力は「ハズレが無い」ことでしょう。心優しい主人公と少し厄介な悪霊との凸凹バディ。緻密な設定と派手なアクション。…続きを読む
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