わたしの百合ハーレムは神様に望まれているらしい

『女性の地位が低く見られがち』というある種共通の敵があるからか、仲間内でのゴタゴタ的なものもなく、というかシンプルにみんないい娘たちなので素直に応援できます。

そして何より、新キャラが出る度にワクワクさせられる独特な恩恵。
登場した時はどう活用するのか想像もつかないような能力がきっちりと後の話で役だったり、序盤で紹介しつくしたと思っていた恩恵に後に思わぬ効果が表れて驚かされたりと、
この作品の最大の魅力といっても過言ではありません。

騎士学校では落ちこぼれのシルヴィアがどこまでぶっ飛んでいくのか、楽しみに読んで欲しい一策です。

この世界で与えられる神託が中々独創的な設定で良い。主人公が前世を生かして周りの女性の助けになりながら好感度を上げて、仲間にしていき女性の地位向上に繋がっていくのも面白い。
百合としてもドロドロとかなく、皆良い子で応援出来るのも良い。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（195文字）

まず出だしで「あ、主人公のゲーマー設定ってこんな感じで活かされるんだ」と意外でおもしろかったです！

周囲のキャラの好感度がどんどん上がっていくのも読んでて楽しいポイントですが、それだけでなくちゃんと騎士として成長しているのがいいですね！
百合要素抜きに、普通に王道ファンタジーな成長譚としても楽しめる作品だと思います！

そしてハーレムだから新キャラが出るたびすごくワクワクできるのもいい！