小説投稿サイトに作品を投稿すること、それはまるでペットショップに並ぶ動物たちを世話することに似ている。
新作を見つけてフォローする読者。
しかし気づけば、抱えきれないほどの作品を世話することになり、長期連載作品は想定以上に大きく育ってしまう。
一方、投稿者も規制やルールと戦いながら、作品を世に出し続ける日々。
そして年に一度のカクヨムコンでは、短編作品がハムスターのように量産され、サイトは一時的な祭り状態に。
この物語は、小説投稿の現実を「ペットの飼育」にたとえて描いた、あるある満載の作品。
小説を投稿したことがある人も、読む専門の人も、気づけば「わかる!」と共感してしまうはず。
果たして、あなたの本棚(作品リスト)は、きちんと管理できているだろうか?
カクヨム様に投稿される作品、カクヨムユーザー様・読者様の行動を、「あえてペットショップに例えてみる!」という面白い試み……みょ、妙に納得させられます!
読者目線で見ると、投稿作品を探したりファンになったりする時、確かにこんな感じだ……! と納得させられ……。
書き手としても、「ハッ!?」と気付かされる部分が多いですっ……私自身、カクヨムユーザーとしてまだまだ全然未熟なので、こういう面白い形式で読ませて頂けるのは本当にありがたい次第です。
ですが、書き手として・読者として、と構えずとも、普通の読み物としても面白いのが秀逸なポイントのもう一点!
ルビを面白く工夫して使ってくださって、コミカルな面白さも表現、これは作者様の他エッセイ作品でも見られる、面白い特徴ですね……★
作品を猫ちゃんやハムスター、個性的なところで陸ガメやカメレオンに置き換えて見ると……時折、思わず抱き上げたくなるような出会いもある、納得の比喩。
色んなスタンスのカクヨムユーザー様に、広くオススメできます……面白かったです!