王様を慕う駿足の少女は、女官をめざして疾走する!

暴れ馬に踏みつけられそうになった主人公のリーサは、青年に助けられる。青年は王子で、その後すぐに王様になった。
リーサは助けてくれた王様のことが忘れられず、王宮の女官になりたいと考える。しかし、女官になるのは教養が必要。リーサの住む家から、そんな勉強ができる学校まではとても遠い。
そうであったのだが、実はリーサの父は朝駆けという駿足を競う競技で一番乗りをするほどの走りに関するエキスパート。リーサも父の才能を受け継ぎ、走るのは得意で、遠い学校ではあったがなんとか通い続けていた。
そんなある日、リーサの父は朝駆け出場を目前に怪我をしてしまう。リーサは、父のかわりに朝駆けに出場すると決めるが……

努力して、どんどんと目標にむかって成り上がっていくリーサのすがたが眩しいです!
しっかりと悪役も登場して、リーサが彼らを出し抜いたときには、スカッとしました☆
リーサと王様の恋の行方も気になります!

読みやすい文体、1エピソード1000文字~2000文字ていどの読書ボリュームも、すき間時間に読みやすくて読者フレンドリー。
さくさく読み進められる作品です。

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