見事としかいいようのない構成

ネタバレを控えるため、簡単なレビューで失礼します。
メインとなる登場人物が四人いるのですが、全員に同情と共感、そして好感を抱ける見事なキャラクター構成力で、彼らがどんな決断をくだすのかが気になって、気づけば一気読みしておりました。そして、最後まで読ませていただいたとき、小さなカタルシスを覚えました。
1万文字の短編でこの濃厚さは破格です。ネタバレを踏んでしまう前に、一気読みなさることをオススメします。読書時間、ほんの20分ほどで、思い出に残る物語を楽しめます。

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