見守るような距離感で、触れたくなるほどの臨場感で。

小さな命と、幼い命の、心のやりとりを描いた作品です。

読み進めれば読み進める程、より命に近づいていく感覚。
ペットを飼った経験の有無に関わらず、深く感じ入るものがあると思います。

地に足のついた澱みのない文章で、読者の心を正しく導いてくれるこの作品は、カクヨムに潜在する名作の一つだと思います。


ちょっと泣きそうになってしまった。