かつての思春期の不安を微かに思い出させ、かつ増幅させてくる。苦しい。

漠然とした不安を抱えて生きる中学生の女の子。

手放すと安心するねちょっとした100円玉を拾ったことが全ての始まりだった…と、思いきや。

死ねばいいのに。心中で誰にともなく呟いたことが、心がやさぐれた時に誰しもがあると思うけど、え、ありますよね?

この少女は全てを呪っても致し方ないと思えてしまう。
願わくば救いがありますように。

…と、レビューと書いたら、あ、やられた。
うわぁ。もっと注意深く読むべきだった。これは私がアホなのか、作者さんの思惑通りなのか。
ギャフンです。