カクヨムコン諦めるかな? と思った愚か者め!

夕日ゆうや

バカどもに言う!

 こんな駄文を読んでいる愚か者め!


 まずは書け。

 10万字書け。それからだ。

 こんなの読んでいる場合じゃない。

 書け。


 簡単でもいい。

 話を膨らませろ。

 描写を、展開を、キャラを考えろ!

 それでも思いつかない。

 バカなのか。

 自分の中にある〝好き〟を爆発させろ。

 なんで書こうと思った?

 なんで読まれようと思った?

 そこに答えがある。


 お前だけの好きがある。

 好きなのがあれば書ける。

 好きな作品が、参考にしている作品があれば書ける。


 好きを小説に詰め込め!

 そして書け!

 書いているうちにいろんなことが分かってくる。


 今年のカクヨムコン9で失敗してもいくらでもチャンスはある。

 今書いているのは駄文? そうかもしれない。

 でも好きで、面白いと思ったから書いているはずだ。

 手直しすればきっと良い文になる。


 そうして書いているうちに自分の弱点ができる。

 まずは10万字書け。

 それが無理なら短編で頑張れ。

 きっと自分の糧になる。

 書くのが好きだったら、書け。

 10万字、短編、書けたら誇っていい。

 そのあとも書き続けろ。


 だいたいひと作品で終わることが多い。

 でもそれだけじゃもったいない。

 自分の作品を誇れ。

 一つでも完結させたのなら、いずれもっと書けるようになる。


 根拠? そんなもの決まっている。

 俺だ。

 俺がそうだった。

 最初は自分の気持ちだけで書いていた。

 でも仲間が増え、書いていくうちにいろんなものを書けるようになった。

 まあ、俺の経歴は中間選考くらいだけどな。公募の一次くらいなものだ。

 それでも8年は続けている。


 お前らは8年。その先も小説家としてやって行きたいのなら、書け。

 書くことで自分の文章がうまくなる。

 だから書け。

 こんなものを読んでいる暇があれば、書け。


 書いても評価されない! と思っている愚か者め。

 自分の作品を読み返してみろ。単調でつまらない箇所を訂正しろ。

 〝好き〟を詰め込んだのなら、楽しくないわけがない。

 楽しいから書くのだ。

 だから読み手にとっても楽しいはずだ。


 それでも読まれないのなら、宣伝しろ。

 誰かに見つけてほしい――バカなこと言っていないで、導線を確保しろ。

 自分の力で自分の〝好き〟を自分なりに表現しろ。

 そして書け。

 そうすれば、いずれ読者選考くらい突破できる。


 尊敬できる作家を増やせ。

 読め。

 読めばストックが増える。

 こんな表現やキャラ、描写が〝好き〟になるはずだ。

 〝好き〟を示せ。

 そして世界中の人と心を通わせろ。


 それでいい。

 それでバカ者でも書けるようになる。

 まだこの駄文を読んでいるのか?

 10分でもいい。書け。


 楽しいを、〝好き〟を知っているのなら、書けるはずだ。

 それがお前の強みだ。

 ネガティブな意見など考えるな。

 どうせ、言っている奴はひねくれている。

 批判しかできない可哀想な奴らは気にするな。


 完結させた作品があるのなら、次を考えろ。

 そしていつか夢みる世界へ。


 お前ならできる。

 そうだろう?

 なにせ、こんな駄文から何かを吸収しようと、努力をしている。

 感性がある。

 なら書けるはずだ。

 書け。


 書き続けることに意味がある。

 お前ならできるはずだ。

 ここまで読んだ、その持続力・集中力があるのなら――。


 もう何も心配していない。

 ここまで読んだ愚か者どもになら、きっと書けるはずだ。


 あえて言う。

 頑張れ。

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