幸せの味を噛み締める。最後の味は思い出が込められた味。

短いながらも心に響く作品です。
シーンはランチを食す。ただそれだけのことなのですが、そこへ帰結するべく物語が綴られております。
牧歌的であり、それでいて感傷的で。読み進める内に心が痛むと同時に優しさを感じることができます。
想いは永遠に。記憶に込められた感情も色褪せることがないと気付く。
少しばかり悲しげで、儚い記憶の物語です。

お勧めの作品です。

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