第6話
往ける者よ、往ける者よ、彼岸に往ける者よ、彼岸に全く往ける者よ、さとりよ、幸あれ。
※中村元・紀野一義訳注『般若心経 金剛般若経』岩波文庫、1994 15p
第一席:岩の
第二席:雷の
第三席:最愛の
第四席:仲介の
第五席:愚昧の
第六席:栄光の
第七席:細心の
第八席:疑心の
第九席:実践の
第十席:忘却の
第十一席:熱意の
第十二席:背信の
第十三席:運の
第十四席:回心の
1.
「おっ?解るか?俺の云ってる事の意味が」
「はい、類様。貴方方神の
「お前、キレーだな。名前は?」
「エイル・サンドラ・モーガンで御座います。類様。斯様な年増ですが、お気に召しましたか?」
俺のいる地上界、そして魔術を発現する際に必要となる
そして神の子は上から降りて来る。それはいつどこで、誰が、何の
今回の類と名乗る奴らも、天界の神々の
「俺のパーティに来い。ちょうど足りねえとこだったんだよ。
が」
王への魔法を解いて窒息から解放すると、傅いた
「私のような女が好きだなんて…物好き」
年相応の落ち着きというのか、モーガンは
その姿を憐れに感じた彼女は、彼らの心臓を復元して魂を封じ込め、それぞれの騎士の人格を有したまま、永久不変の国の番人として歴代の騎士達にかれらの決意を負わせた。それが
かれらの任じられた席により、それぞれの人格や特徴の
「俺ってけっこう好きなんだよな、支配するのが」
類はそのまま彼女の首筋まで顔を近づけ、舌を這わせた。
転生者が行うことはだいたい決まっている。今まで手に入ったことの無い万物を支配できるほどの
奴らの比重がこのレガリア大陸のなかで増してゆくほど、奴らの独自の支配領域が増えた。そして独自のコミュニティを形成している。当然俺たち原住民は弾かれる。
2.
忌々しい転生者が玉座の間で、
『グォオォオオオオぉオおオおオオぉオぉオおおおおオオオオおおおおおおォオォオオオオオオオオオオオオぉぉ』
精霊界にいる
「
俺たちの世界に初めて"悪"という概念を持ち込んだら魔物だ。
まさに害獣。凹凸のある硬い皮膚は、まさに山。しかし岩石が突き刺すようにそこらに隆起している火山のような。
四つ足は基本だが、後ろの足で歩行するやつもまれにいる。
見るだけで負の
楔に打たれて、目も杭によって潰されたドラゴンの一頭が、人間でいう感覚のもがきにあたるような様子で鉄の鎖を大きく波で唸らせながら搬出を抵抗する。
「さすがは、“
看守の漢は、現場で指揮を執る事も忘れて、恐ろしさとそれを支配できるという
もともと邪神として生まれた上に神の聖なる力を奪ったという、最悪の最悪の最悪。
10種は次の通り。
1.“王冠”ケテル・ネリキース
2.“知恵”チョクマ・ゴトゥス
3.“理解”ビナ・ヴョルラン
4.“慈悲”ヘセド・マンヌス
5.“峻厳”ゲブラ・オライ
6.“美”ティファレト・オロフ
7.“勝利”ネツァク・ケニシス
8.“栄光”ホド・パウリ
9.“基礎”イェソド・レナエ
10.“王国”マルクト・スティグ
ぽっと出異世界チート主人公に人生奪われたので全力で取り返す 贋作偽筰 @GANSAKU
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