救いの光が見えない

始まりからあらすじにつながるという綺麗でありながらも悲壮の色がとても濃い導入です!
さらには、お伽噺の類に近い状態で語られ教訓的な形で否定される流れというのは主人公以上に読み手の心を綺麗にえぐってきます!
読み進める随所でついでとばかりに心に来るような実体がちらほらと刻まれるわけですが・・・!

そして・・・現時点で読み進めている限り、良くも悪くも女神という存在は絶対的なものでありながら、彼女たちは好奇心を誤魔化さない。いうなればあらゆる意味で平等という立ち位置が魅力的ですね!

だからこそ・・・タイトルに繋がっていくわけです!

すでに半ば諦めの境地と言ってもおかしくない主人公が、ある出来事をきっかけに進み始める姿はついつい背中をおしてあげたくなる魅力を秘めています!

ぜひともみなさんも女神に求婚した男のこれからを覗いてみませんか!

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