異世界に転生したとしても、問われるのは自分らしく生きること

異世界転生ファンタジーと、現代銃器を使うゲームのハイブリッドのような感覚の小説です。

主人公は猫人族の女の子、メルミーツェ(ミーツェ)です。
彼女は成人男性の転生者のようで、ゲーム知識と現代感覚を、転生先の異世界の感覚とすり合わせながら第2の人生を生きていきます。

当初から、ミーツェはちょっと臆病ですが、葛藤しながら生きる術を探していきます。
そして、もっとよく生きるために、異世界を知る旅に出ます。

妖精族や犬人族との事件を経て、ミーツェ自身が弱さと強さを少しずつ受け入れていきます。
1人の猫人として成長していく様子に、僕は好感が持てました。

異世界に転生しても、常に問われるのは自分(ミーツェ)としての在り方なのでしょう。
心優しい彼女は、きっと自分らしい生き方を選べるはずです。

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