こころは答えを知っている( ;∀;)

僕はこの物語を読んで、大切な事は頭でなく心で決めなきゃって改めて思いました。僕はね、時々そういう当たり前の事がわからなくなる時があります。

知識とか理性とか規則とか、いろんな事が自然と頭に入っていて、何かを判断する時につい頼ってしまう。別にそれは悪い事じゃないけど、何か違うって思う時があります。

例えばね、少し分かり易く言えば、失恋した女の子を励ます時に、理屈を喋ってたら役立たずって思われる。泣いてる子供をあやそうとする時に、迷惑だからと説得しても意味がない。恋した友人に、成功の確率を計算してあげても納得はしない。

だから、そういう時にちゃんと「こころ」を使える人でありたいって僕は思います。

この短編はそういう意味で、「こころ」と「こころ」の物語です。

泣いたとか、感動したとか、そういう大袈裟なモノじゃなくて、ほんのね、少しワイルドな状況でのやり取りのお話。

僕は「こころ」で決めた時、人はすごく頑張れるって思ってます。理性で決めた頑張るなんて軽くぶっとばすくらい、「こころ」で決めた時に人はすっごく頑張れるのです。だから大切な事は「こころ」で決めて欲しいのです。

お勧め致します。

大切な事を忘れがちな毎日で、改めてそういう事を思い出させてくれた物語です。

宜しくお願い致します( ;∀;)












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