…
ninjin
…
窓辺に腰かけて オレンジ噛る君に
海を往く列車の警笛を 遠くに掠めながら
舞い上がる 風は涼しげに
手を伸ばせば 君の髪に触れられる距離が
今は とても離れて感じてしまうよ
言い出せない言葉と 抑えきれない気持ちを抱いて
どうしてだろう
とても優しい
そして とても切ない
小さくはにかんだ 唇にkissをした
僕は僕を 許せなくて責めるよ
別れの
柔らかな
君の指で
拭われた
僕の涙は
とめどなく
溢れ続けて
「さようなら」なんて 言えないよ
次に出逢うことがあったら…
そんなことが無いことは分かっているのに
優しく 切なく
そして 限りなく 優しい
君の言葉が
僕を
優しい気持ちにさせるんだよ
… ninjin @airumika
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