54.選択への応援コメント
佳乃亜さん、花屋さんで働くことになっていましたか。
すごく意外でした。
二人の考えと同じでてっきり動物関係の仕事に就くのかと……。
でも彼女にも彼女なりの考えや経緯があったのでしょうね。
そこのところを全部『たまたま』で済ましているのが彼女らしいというか。
この後の展開も楽しみにしております。
作者からの返信
奈知様
先日のレビューに続き、ご丁寧にありがとうございます。
佳乃亜の花屋編は、遠い未来に伏線回収が待っています。
動物関係の路線ももちろんありましたが、無資格の問題もあり、ペットショップというのも考えたんですが、やや趣が異なるかなと。
結果、伏線も込みで、このお話に切り替えました。
それが、「たまたま」です。もちろん、口で言う以上の気持ちはあるのでしょうが、あまりそういうことは言いたがらない子なので。
カクヨムコンでしばらく忙しかったのですが、
ひと段落したので、こちらにも取り掛かりますね!
いつもお読みくださり、ありがとうございます(⌒∇⌒)
54.選択への応援コメント
最新話まで追いつけました…!
やっぱり西奈さんの作品の雰囲気、すごく好きです。地の文の書き方ですかね…、読んでいると、心が凪いでいくというか、リラックスして読めるというか……不思議です。
続き、楽しみに待ってます!
作者からの返信
琴瀬様
とても長い量を読んでいただいて、ありがとうございます!!
もうそれだけで、感激が溢れる・・・・・・笑
「地の文の書き方」というのをあんまり意識したことがなくて、「りん。」については、最近はシリアスな展開が続いたので、少し平和回にしようかと思って、座談会みたいなものを想像しながら書いてました。
こういう何でもないような、けれど後から思い出すと大切だったんだよなと思えそうな会話が、私も好きです。そういう意味では、肩ひじ張らない空気を出せていたようで、良かったなと。
「凪いでいく」というのは、最高のご感想です。
短編をそろそろもう一作くらい書こうかと思っていましたが、仕上がったのはエッセイでした笑💦
大学編、ぼちぼちキャンパスライフに移っていきますので、ぜひぜひ、お楽しみいただけますよう願っております!(頑張ります!)
54.選択への応援コメント
佳乃亜さんも場に加わってくれて良かったです。余計な気を回し過ぎて、かえって関係が遠のいてしまう場合もありますもんね。
花屋さんで働くことにした理由、気になります。
作者からの返信
鐘古様
お返事遅くなりまして、申し訳ありません💦
実質、今回はほのぼの回ではありますが、琴の玉に瑕な部分も、少し諫められる、ちょっぴり辛口のお話でもあります。
佳乃亜のいうように、50話であんな啖呵をきった琴ですが、普段はけっこう引っ込み思案というか、いろいろ考えすぎて・・・・・・というタイプでもあります。指摘してくれたのがこの二人だったので、良い勉強になったかと笑💦
佳乃亜の花屋さん選択の種明かしは、ストーリーのかなり後半になってから明かす予定です。簡単ではないですが、それぞれの迷いながら歩む道を、丁寧に追っていければいいなと思います。
お読みいただき、ありがとうございます!
53.勝手への応援コメント
理美さん、あいかわらず鋭いですね。
でも確かに変な遠慮をしすぎるとかえって誰かを傷つけてしまうことってあるかも。
なるほど、それで前のエピソードに繋がるんですね。
次回も楽しみにお待ちしています。
作者からの返信
奈知様
姉貴的な立ち位置になってますね。諭し役というか、大学生にして、達観してるような笑💦
「変な遠慮」というのは、じつは私がよくやってしまうパターンで、それが結果としては正解だったという場合もあるのですが、この琴・佳乃亜ペア、そして、琴・理美・佳乃亜の間柄だったら、こんな感じかなと。
実際の友人関係でこういうやり取りになるかと言われそうですが、私の友人関係って、けっこうこういう場面もあるので、それもあって、このような流れになりました。次回の展開にも、つなげたかったのもありまして。
52.現実への応援コメント
数年前から施行されている動物看護師の国家資格化はいろいろな問題をはらんでいるようですね。
カリキュラムが増えたことで専門学校に通う年数が1年伸びたり、その影響で当然ながら授業料その他も多くかかるようになったりと動物看護師を志す人たちのハードルがそれまでよりいっそう高くなってしまったようです。
また動物病院の規模にもよると思いますが、人件費が上がっているせいで雇用も少なくなってしまったりと就職時の問題もあると思います。
なので佳乃亜さんが現実路線を取ったことも頷けます。悲しいことですが……。
でもそれはあくまでも今の時点の話。
きっとそのうち彼女にも夢を叶えるチャンスが訪れると思います。
それまで琴音さんやぴえたさんが彼女を支えてあげられれば良いですね。
作者からの返信
奈知様
他の方にもお伝えしたのですが、当初、佳乃亜も無資格とはいえ、動物病院でアルバイトをする設定でした。
ただ、物語の設定が2010年くらいということ(まだ、動物看護士資格が乱立していた時代ですね)、当時の議論、そして現在の議論、現職の方の声、離職率や、求人情報、ユーザーの声などを参照し、最終的にはやはり学費として現実的ではないだろうということで、こちらに舵を切りました。
夢がないと言われればそうなんですが、夢ばかり書くのが小説でもないだろうと思いますし、私が「明日の米がない、卵が買えない」とか、そういうレベルでお金で苦労しまくったから、余計にそういう思いがあります。
とはいえ、佳乃亜にも転機は訪れています。
一見道を逸れたように見えるかもしれませんが、いわゆる伏線回収の仕掛けです。そしてそれが回収されるのは、おそらくずっと後のことです笑
52.現実への応援コメント
うーん、動物が好きなら資格に拘らないでもっと前広に考えてもいいのではないかとも思えるのですが… 佳乃亜ちゃん、1か0どっちかしかないみたいに思いつめちゃうとこないかな。
作者からの返信
@nakamayu7様
いや、本当にそこなんですよ。というのも、このくだり、かなり裏話がありまして。
順番が私の中でも、もはや混濁していますが、動物看護助手(旧称)界隈のコミュニティや、現職の方の、ようするに暗い部分の話をあちこち集めてまわったんです。狙い撃ちしたわけではありませんが、実際のところはどうなの?というのを集めると、やはり表裏、それぞれの事情が転がっているようで。
その中で、(これがすべての理由、というわけではないですが)無資格のまま、悪い意味で使い倒されるケースだったり、逆に病院からすると使いづらいという声だったり、飼い主からしても無資格者はやめてほしい(だから確認して、無資格だと通わせない)といったケース(声)がけっこうあり。もちろん、全体の中での割合は測れませんが、そういう視点は無視できないなと。
その他、国家資格化した、現・愛玩動物看護士の法案、資格の成立までの経緯についてもいろいろと紆余曲折があり、ここでも資格の有無や、当時乱立していた様々な動物看護関連資格の妥当性、その他、そもそも資格取得に際してのカリキュラムに一貫性がなく、各校で内容の差が激しいなど、いろいろな問題点があったようです。
(もちろん、無資格助手の問題もあがっていたようです)
なので、ここは佳乃亜が、というより、物語の中でできるだけ当時の背景を踏まえつつ展開を書く、良い面悪い面は、当事者ではなくても、把握できる範囲は可能な限り洗い出すという、私の方針の結果です。
もとい、私自身お金のことでは、本当に百円単位で生か死かと、何度も追い詰められた経験がありまして。結果、現実に対してかなり慎重に、用心に用心して動くタイプに仕上がり、それが反映されたと思っていただければ。というより、そう書かないと、物語が進まなかったのです(空白の1か月は、そういうことをしていました💦)。
違う視点は、ありがたいです。客観的に振り返りができますので。
いつもありがとうございます。
こう言うのは適切なのかは分からないのですが、刺激を受けています。
追記:
急遽、土鍋を買いに行っていました💦
じつは原案というか、当初は無資格で動物病院でアルバイトを始める予定でした。その過程で、文献やソース、当時の学会や学校などの資料を確認していて、最終的にこちらの方向に舵を切りました。
52.現実への応援コメント
佳乃亜ちゃんのように現実が見えてきて、進路を変える人は今の時代は特に多い気がします。情報が過多に入ってくるので。
実際に仕事に就いてからその世界の現実を知るよりも良い気がしますが……。
始める前に現実の苦労を知ってしまうという不幸、ありますね。
逆に突っ走ってしまえば、何もかもは上手くはいかなくても何かは心に残せたりして。
作者からの返信
秋色様
お久しぶりです。お待たせしました💦
今回、更新が大幅に遅れたのは、じつはこの進学のくだりを迷っていたからです。当初、佳乃亜も希望の進路に進む予定でした。
琴たちが暮らしている時代は設定上、2010年代なのですが、昨今、動物看護士は正式に国家資格になっているそうです。
そのうえで、一見立場は保証されたように見えますが、現場の方の声としては、処遇にほとんど改善は見られず、給与も低く、離職率も低くはないとのことでした。
こういうことを調べれば調べるほど、これでいいわけがない(ご都合主義になってしまう)と思い、急遽、佳乃亜には別の道を歩んでもらうことにしました(その進路についても調べていたので、かなり遅くなりました💦)。
>始める前に現実の苦労を知ってしまうという不幸、ありますね。
>逆に突っ走ってしまえば、何もかもは上手くはいかなくても何かは心に残せたりして。
両方、あるいは間違いではないんですよね。と、そう思います。
琴だって、理美だって、この先どうなるかは、分かりませんし。
ただ、行き当たりばったりの展開にはしていません。
次回明らかになる佳乃亜の選択の意味も、いずれ明らかになります。
51.スタートへの応援コメント
琴音ちゃんが自分の選んだ道に真っ直ぐ向かっていて、それを家族や周囲の人たちが温かく応援してくれている姿に、ぐっときます。
おばあちゃんの気分が晴れて、再び澄んだおりんの音が聞こえてくるようになったのも、本当に良かったです。
でも、りんは、そんな人間の都合などわからず、寂しい気持ちを黙って抱えていたのかもしれませんね。
新しい日常の中に、りんの居場所がしっかりと確保されますように。
苦労しながらもたくさん努力したぶん、きらきらと充実した大学生活を送ってほしいです^^
作者からの返信
鐘古様
またまた、お久しぶりです!
いよいよ大学編、スタートです(⌒∇⌒)
環境の変化は、大きいですよね。人にも、動物にも。
まして、状況を理解できない動物は、なおさら。
けれど人は進まなくてはならないし、この点のジレンマは、生き物と暮らすときは避けられないですね。
大学編は、高校編のような、生命に関わる危機を乗り越える琴というより、少し違った方向で4年間(全部書くかは未定ですが)を、過ごしてもらおうと思っています。
現実は重たいよねと思いつつ、彼女たちの先行きが明るいことを願います。
時間が経ったにもかかわらず、お読みいただいてありがとうございます。
51.スタートへの応援コメント
まずは琴音さん、合格おめでとう!
彼女はとっても強い意志と希望を保って勉強に励んだんですね。
そして自分が希望する未来へ続く扉をこじ開けた。
素晴らしいことです。家族の人が涙ぐんで喜んでくれたのも当たり前だと感じました。とにかく良かったと自分もほっとしてしまいました。
ところ『犬の十戒』、奈知も読んだことがあります。
これは犬だけでなく他の動物たちにも当てはまることですね。
そもそも人間と動物では文化が違うのですから、人間本位の付き合い方では上手くいかなくて当然なのかもしれません。
この辺りはまさに異文化コミュニケーションで動物の生態や性格を人間が尊重してあげるべきだと自分も考えます。
だからこそ飼う前によく調べて、時間的制約や労力、そして経済的なところもよく検討しなければいけないと思います。
長文、失礼いたしました。
作者からの返信
奈知様
お祝いのお言葉、ありがとうございます!(代筆)
こちらのお話には、まだ続きがあります。
そうそう。今日、西奈にリア友さんが増えまして、機嫌が良すぎて、一周回って頭が回っていません( ̄▽ ̄;)💦
なのですみません、お返事の構成が少々、らりぱっぱしてます💦
近況ノート(コメント)へのお返事も、ありがとうございました!
群青新人文学賞なのですが、まだ三ページしか書けてません!
まあ、ダメだったら無理せず一年温めるか、別の賞に出そうかと思っています。できれば、群青に出して、読んでいただきたい作家さんがいらしたのですが。
「異文化コミュニケーション」というのは本当、そうですよね。
私、大学で動物倫理学の講義を受講していたんですけど、人対人は権利を尊重するのが当然であるのに対し、なぜ動物相手ではそれが認められないのか、それは人間の掲げる尊重という概念の大きな矛盾ではないか、みたいな話でした(すみません教授、うろ覚えです・・・・・・)。
>だからこそ飼う前によく調べて、時間的制約や労力、そして経済的なところもよく検討しなければいけないと思います。
つまるところ、これに尽きますよね。
保健所を取材したノンフィクションを読んだことがありますが、人間とはかくも身勝手になれるのかと(そして、それがこんなに多いのかと)。
それはさておき、いよいよ始まった大学編、またお楽しみいただけますと幸いです(⌒∇⌒)
51.スタートへの応援コメント
『りん。』再開、うれしいです。*^-^*
「犬の十戒」ぐっと来ました。
〈りん〉がやせてしまった気持ち、わかります。
〈りん〉はわかってるんだよね? 全部、わかってる。
そして、琴音ちゃんの未来に光の道ができたこともうれしい。
そして、なにより、やはり、文章が上手い!(笑
りゆさんの文章は読みやすくて、美しくて、エピソードひとつひとつにセンスが光っていて…こういう素敵な物語は本にして、みんな(特に学生さん)に読んでほしいなぁと、改めて思いました。
作者からの返信
押羽様
本当に、本当にお久しぶりですね。
応援お一人目、ありがとうございます。
大学編は、予想以上にスタートに苦戦しました。
細かい設定もなんですが、高校生と大学生の琴の書き分けが。
琴らしくいながら、でもまた大人の女性に近づいているというか。
どうしても性差があるので、いつもこの辺りは大丈夫かと思いながら書いています💦
なので、そのように受け止めていただけて、感激しています。
犬の十戒は、日本では「犬と私の10の約束」/川口晴 著(文藝春秋)として、書籍化されているそうです。
もともとの発祥は、ノルウェーのブリーダーさんが配布していた詩だそうです。
ちなみに、作中で触れていた「科学的にも」のくだりですが、「イヌは何を考えているか 脳科学が明らかにする動物の気持ち」(グレゴリー・バーンズ)に詳しいです。
ところで、押羽様も三部に本格突入されてますね!!
この土日は、少しだけカクヨムに帰ろうと思います(⌒∇⌒)
50.佳乃亜への応援コメント
読んでみて、すごく心に刺さるいい文章だと思いました。感動的に改変しているのではなく、現実そのものをリアルに描いているのが逆に美しいです。
読み逃してしまったのかもしれませんが、時代設定はいつ頃なのでしょうか。
これからも応援します。
作者からの返信
如月様
長く休載しているこの物語を、ここまでお読みいただける機会があるとは思いませんでした。
ありがとうございます。
>感動的に改変しているのではなく、現実そのものをリアルに描いているのが逆に美しいです。
私は全然意識していませんでしたが、そのように思っていただけると、幸甚です。ただ、言われてみればこの作品は創作というより、独立独歩の人間ドラマという感じで、作者を引っ張ってくれています。
(そろそろ進めないと、作中のみんなに怒られそう💦)
時代設定についてですが、琴の大学進学時点で10年前、2015年頃と思っていただければと思います。
とはいえ、じつは時代設定はご質問をいただくまでは明確にしていなくて(というか、考えておらず)、今慌てて、ラインが普及したのはいつ頃なのかを調べて、ラストと矛盾しない範囲で設定しました💦
大学生編は、ちょっと毛色を変えたかたちで描こうと思っています。
さすがにみっちり4年間を描くと先が長いので、そこは考えていかなければならないのですが。
絶賛スランプ期間ですので、応援のお言葉が染みました。
本当に、ありがとうございます。
50.佳乃亜への応援コメント
佳乃亜さんの過去が想像以上に重く壮絶でした。それに押しつぶされそうになりながら、踏みとどまって彼女としっかり対峙した琴ちゃんは、本当に大きな成長を遂げましたね。
琴ちゃんに試し行動のようなことをした佳乃亜さんは、後で笑ってはいましたけど、本気だったのだと思います。
琴ちゃんの出方次第では、二人の間には取り返しのつかない亀裂が入っていたことでしょうね。
そういう部分を、嘘のない本当の佳乃亜さんに対する想いで乗り越えた琴ちゃんは、自分なりの理想を追求できる本当の臨床心理士になれるのではないかと、その片鱗を感じさせてくれました。
作者からの返信
鐘古様
ご無沙汰しております。
そして、長い時間が経ったこちらのお話を読んでくださり、ありがとうございます。
佳乃亜の過去についての設定は固まっており、琴とのやりとりの、ぼんやりとしたイメージはあったのですが、当初はここまで強いエピソードにするつもりはありませんでした。
書き終えたとき、ここまで踏み込んでしまったという思いと、琴の成長を私も強く感じました。最初期とは、別人ですよね。。
年齢を重ね、大人の女性へと、心理士への道へと、琴は翼を広げていく、予定です。
その成長はおそらく作者自身のそれとリンクしているものと思いますが、見届けていただければと思います。
あらすじ欄に書きましたが、こちらの作品は9月再開します。
41.出発への応援コメント
琴ちゃんがしっかりと自分の将来を見つめて走り出したかのような展開、追い風が吹き始めたような清々しさがありますね!
理美ちゃんとしっかり繋がっているのも安心感があります。
さて、新たな登場人物は誰だろう…
作者からの返信
鐘古様
お返事遅くなりまして、申し訳ありません💦
初登場時から、ずいぶん成長してくれました。
大きな夢です。叶うかどうか、目指すかどうか。
まだまだ先は長いのですが、琴にとっての「出発」は、スタートしました。
まさに、追い風。
次回の章は、理美編ともさらに異なって、もしかするともう少し踏み込んだ内容になっているかと思います。
全然毛色が違うので、お楽しみいただければと思います!
編集済
43.休憩への応援コメント
穏やかな日々って感じですけど、三崎さんに何か事情がありそうで、なんとなく嵐の前の静けさと思ってしまいました。
あと、この作品って面白いなと思います。
面白いって、笑えるとかでなく、物語として面白いなと思いました。
作者からの返信
@neemuumin2021様
最新話までお読みいただいて、ありがとうございます。
当初、佳乃亜は「三崎さん」のまま素通りするつもりだったのですが、いつの間にか、ずいぶん思い入れのあるキャラになっていました。
この作品では、ある程度の時期まで琴、そしてりんを追いかけるつもりですが、あんまり細かく追いすぎるとそれはそれで間延びしてしまうように思えて、話を少し離して書くことも試してみようかとも思っています。
「物語として面白いな」
ありがとうございます。
自分でもこういうお話が書けるんだと、ちょっと意外な気持ちでいる作品です。すでに当初のプロットは、影もかたちもありません笑
(当初はなんと、5話完結でした)
理美編・佳乃亜編と続きましたが、「フツウ」から外れ、あるいは傷を負い脱線したら、どうしていけばいいのか。
ハウツーじゃない、けれども何かが残るお話を書ければと思います。
37.brutally honest.への応援コメント
二人が離れることにならなくって、良かったなと思いました。
この作品は再生の話なんだなと、実感しました。
作者からの返信
@neemuumin2021様
他の方も書かれていましたが、8日間既読スルーはやりすぎだったかもと思ってます。せめて4日とか( ̄▽ ̄;)💦
それはさておき、「この作品は再生のお話」というのは、
その通りだと思います。一つ言えば、再生という道のり、それを容易とか困難とか、外部から形容するような書き方だけはしないようにしようと思ってはいます。
なんていうか、綺麗な物語は、作ろうと思えば簡単に作れてしまうので。
そこに価値はないという意味ではなく、私はそうは書きたくなかった。
綺麗な珊瑚も好きですが、落ちて崩れていく破片も忘れられない。
とはいえ、何が起こるか分からないのが現実。
これからも続く現実を前に、今後琴たちがどう臨んでいくのか。
お楽しみいただければと思います。
50.佳乃亜への応援コメント
ただただ言葉の凄い迫力とリアルさに圧倒されました。
佳乃亜の辛い過去。本当に胸が痛いです。
そして自分が生きている意味とか存在感とか否定したくなる気持ちもなんとなくですが分かるような気がしました(実に烏滸がましいですが)
佳乃亜にとっての心理カウンセラーは偽善と上っぱりの象徴みたいな存在だったのですね。だから琴音がそれを目指している意味がよく分からなかったということでしょう。
琴音は真の意味で強くなりましたね。
『勝手に消えんな』のセリフにめちゃくちゃ痺れました。
自分の心の傷を認めてもらえた佳乃亜はすごくホッとしたと思います。ありのままの自分をきちんと受け止めてくれるピエタさん以外の存在に巡り会えて。
琴音の試験、上手くいきますように。
作者からの返信
奈知様
「子よ」「父よ」と蜜月の関係だったフロイトと、トラウマ臨床を巡る立場の違いから、完全に決別することになった精神分析家・フェレンツィ。
彼は文字通り、命を削って臨床の道を駆け抜けたのですが、生前「分析家の職業的偽善は、トラウマの再体験となる」と警告しています。
また、同じく(こちらは現代の)分析家であるケースメントは、「専門家は、自分が逃げるための言葉の引き出し(都合の良い専門用語)をたくさん持っている」と述べています。その通りですよね。
ご指摘の通り、佳乃亜が許せなかったのは、そこでしょう。
「心理士」という偽善。そして琴は目の前で、同じ道に入ろうとしている。
いずれ同じ偽善に染まるかもしれない琴に対する、それは無意識の賭けだったし、体当たりでもあった。
琴は見事に、踏みとどまりましたね。これで全てがうまくいくわけではないですが。
強くなりましたね。初登場の弱弱しさが、いつの間にか。
新章、引き続きお楽しみいただければと思います。
18.平行への応援コメント
理美ちゃんも単位制の高校に通っているから、何かしら抱えていると思っていました。
もしかしたら家庭に問題があるのかな、と感じた回でした。
作者からの返信
@neemuumin2021様
早くもアルバイト編までお読みいただいて、ありがとうございます!
何かしらは抱えていますね。それこそ、キャッチコピーの「フツウ」からは外れてしまった子たちの物語でもありますので。
本作のテーマのひとつですが、「フツウ」(常識的だったり、多数派だったりする何か)から、意図せずとも外れてしまった際の葛藤や困難を拾い上げることができればと、そう思っています。
私も疾患だったり、譲れない考え方だったり感じ方だったりで、変に迷うことが多いので、その意味では投影もしていると思います。
8.入学への応援コメント
ヤンキーな子たちがいるのですか。ここで上手くいくのか心配だな、と思いました。
どうなるのか気になりましたよ。
作者からの返信
@neemuumin2021様
@neemuumin2021様とのやりとりは、しばらくぶりですね。
ご無沙汰しております。まさか、本作までお読みいただけるとは。
いつもエッセイ、楽しんで読んでいます!
ところで、全部ではないでしょうけど、
そういう子もそこそこいるようですよ。
ただ、意外と住みわけができているというか、お互い属性の違う子には一切関心を持たないという感じというか。
学校にもよるかもしれませんが、私が知る限りではそんな感じです。
ちなみに、本作ではどうなるかは・・・・・・。
この先をお楽しみください、と申し上げたいところです、が。
既にお読みいただいた「注意事項」の通りですので、ご無理のない範囲でお読みいただきたく思います。
考えのない無駄なやりとりは挟んでいませんが、その分どうしてもシリアスになる場面もありますので・・・・・・。
49.琴への応援コメント
佳乃亜の過去の境遇はやはりというか、そこまで過酷なものだったのかと衝撃を受けました。母親に殺されかける……ニュースやドラマの中でしか起こらないはずの事件ですよね。
けれどそれを打ち明けたということは佳乃亜が心から琴音を信頼したということでしょう。
きっと琴音は何もしてあげられないでしょう。でもそれでもいいんですよね。聞いてあげるだけで佳乃亜の心はずいぶんと楽になるはず。
だから琴音にも頑張って欲しいです。
作者からの返信
奈知様
じつは、次回の五十話を一度ターニングポイントにする、つまり、一話にかなりの内容を詰め込む気でいます。
言ってみれば、佳乃亜編の一度目の幕引きですね。
佳乃亜が琴音を琴と呼んだこと、琴がりんの頭に手を触れたこと、すべてが地続きになって、物語は収斂していきます。
次回の五十話は、「りん。」の中でも、最も私が本気で書いた回だと思っていただいてかまいません。まだ、書けていないのですが💦
48.ずっとへの応援コメント
佳乃亜はぴえたさん以外の家族とかそういう近しい人の愛情を受けられなかった人だと想像します。キラキラ光っているような彼女の朗らかな振る舞いはきっとその自分の影を隠すためのカモフラージュなのでしょうね。
本当は琴音に自分のそういう内面を打ち明けたい気持ちもあるのでしょう。けれどそれを口に出してしまえば自分が崩壊してしまいそうな気がして怖いのかも知れません。でも、いつかそういう日が訪れてくれればいいと思います。そのとき初めて彼らは友と呼べる間柄になれるように思います。
そしておばあさんの容態が気にかかりますね。
どうか無事であってくれますように。
作者からの返信
奈知様
ひとくくりにするつもりはありませんが、少なくとも彼女の場合は、それが濃厚ですね。後ほどいただいた、コメントにあるように・・・・・・。
もちろんファッションとしてそれを楽しむ人が多いのでしょうが、彼女にとっての装飾は、そのまま心の鎧のようなものなのかもしれません。
琴の誠実なやさしさが、どこまで届くのか。
琴自身の今後に加えて、ストーリーはまた大きく動き出します。
37.brutally honest.への応援コメント
赤坂との最悪の場面からここまで、固唾を呑んで見守りました。理美ちゃんの正義感、真っ直ぐであればあるほど世間とズレを感じてしまう辛さは、年齢が若いほど鋭く突き刺さってくるもののように思います。歳を重ねると良くも悪くも摩耗して、それなりに対処できるようになってしまいますもの…。
琴ちゃんの言葉にし難い思い、りんの思わぬ活躍で理美ちゃんに伝わって、結果的には良かったですね!
真剣に自分たちの関係や生き方を考える二人、人生の中で大切な時間を今過ごしているのだと感じます。
体調はその後、いかがですか?
季節の変わり目ということもあり、日によっては生活だけでいっぱいいっぱいですよね。
私もいろいろ忙しく、超マイペースにカクヨム活動をしている人間ですので、読めなくて申し訳なく思っていただく必要は全然ありません。どうぞお気遣いなく!
ご自身のペースで、まずは健康第一にお過ごしくださいね(*^^*)
作者からの返信
鐘古様
お心遣い、ありがとうございます。
そのうちに復帰をと思いつつ、アイデアに筆が追い付かないという状態で、だんだんと摩耗していって、今はプロ作家さんの読み専になっています。
ちょっと間が空きすぎじゃないかと思いますが、無理やり書いてもいいことないだろうなと💦
赤坂編、ハラハラの展開でしたよね。
まっすぐさが世間と相容れない、この葛藤はときに彼女に重くのしかかってくるのだろうと思います。もちろん、若さゆえのことでもあるのでしょうが、でもこういう魂に生まれてきた子はきっといるよなと。
そんな思いで書きました。
書いていて、琴音、理美、りんが少しだけうらやましいです。
こんなふうに語らえた夜は、きっと一生の思い出になるのでしょうから。
32.あやまちへの応援コメント
人との距離感は難しいですね。自分の足でしっかり立っていられる人と、そうじゃない人では、どうしても温度差や解釈の違いが出てきてしまいます。その立場がどのタイミングでも同じというわけではないし、微妙な均衡で釣り合う時と、釣り合わない時がありますよね。
理美さんはまだ未熟な心でそれを受け止めようとして、しんどかっただろうなあと思います。
作者からの返信
鐘古様
お返事遅くなりまして、申し訳ありません💦
コンテストにかかりきりになっていて、それらが終わったら気が抜けてしまい、逆にカクヨムから遠ざかっておりました💦
仰る通り、こうした流れは大人と子ども、大人同士でも難しい関係になる要素は充分にあると思います。溺れる者は藁をもつかむけれど、その藁が誰かのラスト・ストローになる可能性は、おそらくいつだってあるのではないかと思います。その危ういバランスが崩れたのは、理美のせいではないでしょう。あえていえば、巡り合わせが悪かったのだと思います。
理美には琴にはない強みがありますが、逆もまた然りなんですよね。
この後の展開、「理美編」では、そうした琴の一面が浮かび上がってきます。
編集済
48.ずっとへの応援コメント
「覚悟」って頭では分かっていても実際に出来るかって言うと無理だと私は思います。そしてそのときが突然やってきたって感じるんですよね。過信して疑わなかったとしても仕方ないです。心配なのはおばあちゃんの容態ですが…
作者からの返信
@nakamayu7様
お返事遅くなりまして、申し訳ありません。
「眼下に湖面を臨むピークにて」のコメント欄でもそんな話をさせていただいたような覚えがありますが、私も母を亡くしたときがそうでした。
というより、病気が発覚してからも、なんていうか、「まだ大丈夫だろう」という感覚が抜けないでいるうちに、最期を看取ることになりました。
この後の展開については、まだ固まっていません。
物語の動きに任せようと思っています。
22.返却への応援コメント
「りんが敵意むきだしでとんでいくので、我が家は実害は少ない。」
もしかしたら、単に「一緒に遊びたい!」って気持ちなのかもしれませんね。人間の気分や心の状態によって、同じ出来事でも見え方が全然違ってきたりしますし。
りんちゃんも琴音ちゃんも、これからも応援してます!うまくいかないことがあっても、「きっとご縁がなかっただけだよ」って、そう思えたら少し気持ちが楽になりますよね。
作者からの返信
栗パン様
こんにちは(⌒∇⌒)
あー、確かに。それは思ってなかったです💦盲点💦
単純に、犬vs猫の二項対立で考えていたのですが、Xなんかでは仲良くしてる子たちもいますもんね💦
栗パン様の、ひたむきな応援が染みます。
琴がここで自己否定に陥らなかったのは、正解だと思います。
たぶんですが、一話前後の琴だったら、その方向に向かっていたと思います。誰かが周りにいることって、こういうときは大事だなと。
というか、仕事疲れか、最近私がメンタルをやられてて💦
回復したら、またうかがいますね!
47.氷への応援コメント
佳乃亜さん、過去になにかカウンセラーに悪い印象でも?
気になるところですね。
それにしてもぴえたさんは本当になんでもよくわかっているというか洞察力が素晴らしいです。そしてそれだけじゃなく、言葉の使い方も上手いし説得力があります。
佳乃亜さんが敵わないのも無理はありませんね。
次回の更新も楽しみにお待ちしております。
作者からの返信
なち様
お久しぶりです!
場数でしょうね。さすがに佳乃亜でもきついと思います笑💦
とはいえ、ぴえたさんの話す内容も作者の域を出ないので、浅くはならないように注意していました。なので、言葉の使い方に注目してくださるコメント、嬉しく受け取りました。
今回の佳乃亜編は、そこが一つ目の分岐点です。前編で、その内容が分かる、という構成にしようと思っています。
いつもお読みいただき、ありがとうございます!
なんか最近変に忙しくて💦またお邪魔しますね(⌒∇⌒)
16.解決?への応援コメント
おはようございます、西奈様。
太宰治の『正義と微笑』、私もとても好きです。でも、自分でもどこか間違っていたんじゃないかって、ふと思ってしまうことがあります。だって、私には「勉強」以外、何ひとつ誇れるものがないから。
太宰の言葉を読んでいると、「学ぶ」ということが、単なる知識の習得ではなく、自分自身を育て、心を耕す行為なんだと、しみじみ思います。たくさんの本を読んで、いろんな趣味を持って、ずっと学び続けてきた自分に後悔はありません。
ただ……社会に出た経験も少なくて、本当に「学ぶこと」だけでここまで来てしまったので、その道で少しつまずくだけで、自分が一気に壊れてしまいそうになるんです。
太宰治の人生の終わりを思い出すと、どうしても自分と重ねてしまう瞬間があって……学びは確かに尊いけれど、今の社会では理系の知識やスキルも必要とされていて。そして何より、社会の中で「余裕を持って人と関わる力」や「傷つかずにいる術」もまた、大事な学びだと痛感しています。こんなことを考えていたら、なんだか琴音ちゃんと一緒に「共にがんばろうね」と伝えたくなりました。
西奈様の物語、本当に大好きです。
ところどころで、自分でもびっくりするくらい強く共感してしまって……
読ませていただけて、本当にありがとうございます。
27.ユメへの応援コメント
赤坂さん、要注意な人ですね。
おばあちゃんの状態はとても心配です。骨折などで動けなくなると、そこから一気に認知症などを発症してしまう例もありますし…
助けは必要ですが、お母さんの言う通り、琴音さんは自分の人生を生きた方がいい。でも割り切れないから困ってしまいますよね。
※の直後の会話文に脱字があるように思いました。「必要ない」かな?
作者からの返信
鐘古様
まずは、脱字のご指摘、ありがとうございました💦
仰る通り、「ない」が抜けていました。修正いたしました💦
何もかもが順調、というわけにはいかず、進んでいった時間だけ、
問題も立ち現れてくるというか。それに対して、歩み始めた琴はどう向き合っていくのか、これからの課題ですね。
小さな心で、大きな問題に向き合っている、とても強くなぅていく子だと思います。
ご指摘の通り、高齢者の骨折はその後のQOLを著しく低下させる場合もあり、こちらも今後の展開に絡んできます。
そしてもうひとつは、赤坂の存在。
これは、この章での一つの山場というか、予想されているように油断がならないシーンに突入していくのですが、はたして琴は。という内容へと、繋がっていきます。
近況ノートにも書きますが、武者修行の期間がようやくひと段落つきそうになってきました。
また皆様の作品にお邪魔する日も近いと思いますので、その際はどうぞよろしくお願いいたします。
編集済
13.助っ人への応援コメント
理美さん、かっこいいですよね。本当に、いい人に出会えるって嬉しいなあと思います。
読むのは急がなくて大丈夫ですよ。たとえば、ちょっと気持ちが沈んでるときに読んでみたら、もしかしたらクスッと笑えるかもしれませんし、そうなったら私としてもすごく嬉しいです〜
それから、ノートにあんこの写真を載せていない理由なんですが、一つは……秋田犬って頑固な子が多くて、うちのあんこもどちらかというとクールなんです。クリみたいに四六時中そばにくっついてくれる感じではないので、つい写真も少なくなっちゃって(笑)(どれだけ甘えん坊かは、第13話を見ればわかりますよ〜)
もう一つの理由は、私自身がまだまだ無名すぎる書き手だからですね。『雪の刃』は毎日更新しているんですが、なかなか読んでもらえなくて……だからノートも、あの記事を残したままで、まだ他の投稿は控えています。固定表示もできないですしね。
琴音ちゃんも、西奈さんも、これからも応援してますよ〜頑張ってね!
PS:あんこは秋田犬で、今も元気にしています。 一昨日、旅立ったのはクリムという名の猫でした。
……そうですね、これもきっと「ご縁」なのだと思っています。
クリムのことについては、「一度も後悔しなかったことを、私は後悔している。」に書きました。でも、無理に読まなくて大丈夫ですからね。もし読んだことで、あなたの優しい気持ちに水を差してしまったら…と思うと、それだけが心配で。
作者からの返信
いただいた文章を、辿るようなかたちでお返事をさせてください。
まず、「あんこ」ちゃん?について。
うちのイタチもちょっと似ていて、オスは甘えん坊なのですが、メスはツンツンしてます。なので、なかなか写真に納まらない。
案外、似通った悩みに陥るのですね。
とはいえそれも、飼い主特権ということにしておきましょう笑
というのが、ひとつ。
>……私が一番後悔しているのは、あなたと出会ったことを一度も後悔しなかったことかもしれない。
このことは「りん。」が完結したときに、できれば栗パン様とじっくりお話したいです。
臨終の際の描写には、胸が痛みました。
だからこそ、上の言葉の重みも、私なりに感じ取るものがありました。
何を後悔するかに、傷薬は含まれていないのかもしれません。
だからか、いつまでも痛いのですよね。
その証を手放さないこともまた、ひとつの願いであり、祈りであり、繋がりではないかと思います。
愛した相手が眼前にいないという現実は、あまりにも非情なのですが、それでも今を生きておられる栗パン様に、そして夢を再び追いかけ続ける栗パン様に、心からの敬意を表します。
と、知ったような口をきいてしまう不躾を、ご容赦ください。
いくつかの「死」を経験した私が、あくまで個人的に思っていたことを、吐露するばかりになってしまいました。
「一度も後悔しなかったことを、私は後悔している。」
この物語を読んだことに一片の後悔もないことを、最後にお伝えいたします。
注意事項への応援コメント
西奈 りゆ様、おはようございます!
ノートでも返信させていただいたのですが、どうしてももう一度お伝えしたくて、こちらにも失礼いたします。
読むのも、お返事も、どうかご自身のペースで大丈夫ですからね。
こちらこそ、仲良くしていただけたらとっても嬉しいです。
実は、最初に作品紹介を読んだときから、もしかしたら「りんちゃんの死」が描かれるのでは……と、少し感じていました。
そして、ちょうど一昨日、私の猫が旅立ったばかりで、心の中がまだ少しざわついています。
だからこそ、
「いじめで絶望の底にいたわたしを、少しずつ救ってくれた「りん」。けれどその愛情に応えるには、わたしたちの時間はあまりに短くて―――」
この一文が、あまりにも胸に響いてしまって……思わず涙が出そうになりました。
ハッピーエンドではないかもしれません。
それでも、琴音ちゃんも、西奈 りゆ様も、そして私自身も――
これから少しずつでも、きっと大丈夫になっていける。
そんなふうに信じたいです。
心から、作品との出会いに感謝をこめて。ありがとうございます。
作者からの返信
栗パン様
先のコメントに加え、こちらへのお返事も遅くなりました💦
>実は、最初に作品紹介を読んだときから、もしかしたら「りんちゃんの死」が描かれるのでは……と、少し感じていました。
そして、ちょうど一昨日、私の猫が旅立ったばかりで、心の中がまだ少しざわついています。
一昨日ですか・・・・・・。月並みですが、お悔やみを申し上げます。
一度だけ、近所の橋に虹がかかっているのを見たことがあります。
あまりに綺麗だったので、以来私は「虹の橋」の話を信じることにしています。
いわゆる「ネタバレ」になってしまうので言及は避けますが、私の作品の基本とするところは、良くも悪くも現実的なので、それを何度も考えてはいます。いちおう、予定では・・・・・・という話はあるのですが、物語が動き出した時点から、既に琴音たちは作者の手を離れ動き出し、作者はそれを追うばかり、という状態になっています。
なので、彼女たちの未来については、今のところ作者にも、明確には言及することができません。
ただひとつ言えるのは、私からではなく、琴音たちからのメッセージ性の強い作品になる、ということだけです。
ここで栗パン様に読んでいただけたのも、何かのご縁かと感じます。
あんこちゃんの繋いでくれた縁、にも思えてきます。
重ねて、出会いに感謝いたします。
8.入学への応援コメント
やっぱり、こういうのって本当にケースバイケースなんですよね。
うちのクリは、家に来た初日にたった30分でトイレを覚えてくれたんですけど、
あんこの方は10日以上経ってもなかなか覚えなくて……(笑)
しかもある日、私が外出していてあんこをケージに入れ忘れたら、
なんと1階中、うんちとおしっこで床が大惨事に……もうホラーでした(笑)
でも、あんこ自身はとても楽しそうだったし、私たちも変わらず彼女のことが大好きです。
だから、物語の中の小さな女の子にも伝えたいです。
犬は犬と比べなくていいし、人も人と比べる必要なんてない。
きっと、少しずつ、みんなちゃんと大丈夫になっていくから。
頑張ってね〜
作者からの返信
そういえば、「あんこ」ちゃん(くん?)の姿はまだ見ていないと思い、近況ノートでそれらしきタイトルを探してみたのですが。
これは、『栗あんの話し』を読んだほうがよさそうですね(今の時点では、まったくの未読です)。
トイレは、鬼門ですよね!
うちのイタチたち(※フェレット)も、年中一日中、夜中も含めて室内で放し飼いなのですが、最初は・・・・・・。
身体の大きいワンちゃんなら、さぞや大変だったことでしょう( ̄▽ ̄;)
>犬は犬と比べなくていいし、人も人と比べる必要なんてない。
これはホントにその通りで、まだ時間はたっぷりあるんですよね。
その時間を、これから彼女は徐々に徐々に、埋めていきます。
その傍らには、りんと、新たな出会いが。
等身大の琴音はファンも多いようで、栗パン様にも親しんでいただければと願っています。
7.焦燥への応援コメント
うちのクリも、今でも誰かがインターホンを押すとすぐ吠えちゃうんですTT医者さんに聞いたところ、家族が何度かインターホンを鳴らして、そのたびに飼い主が中でおやつをあげて慣れさせるといいって言われたんですが……
うちのクリは、誰かが来ると玄関までダッシュする速さがすごくて、もう止められないんです(笑)
多分、ボーダーコリーだから「人と遊びたい!」気持ちが強すぎるんでしょうね〜
りんちゃんは、その後うまくトレーニングできたんでしょうか〜
それから、このトイレトレーニングの記録もすごくリアルで……おばあちゃんの優しさがじんわり伝わってきて、とても心が温かくなりました。
作者からの返信
栗パン様
そんな方法が! でも、理屈的には確かに成立しますね。理屈的には笑
ボーダーコリーくんと接した経験はないのですが、Xなどで目にすると、確かに人懐っこいというか、「遊んで!遊んで!」タイプみたいですね。
可愛いかぎり・・・・・・(⌒∇⌒)
りんのその後は、いずれ明らかに笑
トレーニング、リアルでした?
じつはこの物語、いろいろと舞台裏があるんですが、それは「あとがき」に取っておこうと思っています。
ただ問題は、現時点で完結まで程遠いこと・・・・・・
なのですが( ̄▽ ̄;)💦
23.採用への応援コメント
居場所を求めてもがいている感じが、切実に伝わってきます。
無意識に悪意を向けて来る人、はっきり傷つける意志を持っている人、いろいろいるけれど、自分を大切に思ってくれる人の方を向いて、負けずに頑張ってほしいです。
初バイト、大変だけれど、いろいろ学べますように!
作者からの返信
鐘古様
お読みいただき、ありがとうございます(⌒∇⌒)
この回は、自分の初バイト探しを思い出しながら書いています。
土地柄か何のか、じつにいろいろと体験させてもらいました💦
琴音の持つ力は、本人が気づいていないところで徐々に開花していきます。
と同時に、それを阻む障壁も。
続きを楽しんでいただければと思います。
ちなみに今、「本日の謎」にまだ苦戦しています。
なんだか、3連敗ストレート負けの予感(確信?)しかしないですw💦
13.助っ人への応援コメント
野崎理美さん、かっこいい女の子ですね! 仲良くなれそうで良かったです^^
園田先生も、すぐに駆けつけてくれるなんて、すごく優しい。
どんどん周囲に恵まれていくようで、ホッとします。
作者からの返信
鐘古様
お久しぶりです! 続けてのご感想、すごく嬉しいです!
この章から、しばらくは理美との友情と、それによって少しずつ成長していく琴音が描かれます。私としても、愛着のある章です。
すべてが和やかな展開とはいきませんが、楽しんでいただければと思います。
カクヨムコンと、別のコンテスト応募用に向けて毎日連載している(期間内に完結させようとしている)作品の執筆、私生活で忙しく、昔からフォローしている方の作品を優先すると、最近ご縁のできた作家さんの作品には、なかなかお邪魔できないでいます💦
鐘古様の作品で、数話完結の、「読みたい」と感じた作品はもう見つけておりますので、近々、お邪魔いたしますね!
10.痛みへの応援コメント
こんばんは。
高校生活でうまくいかなくなってしまった琴音さんの、繊細で内省的な心の様子がすんなりと入ってきて、これからどうなってしまうのか、我が事のように思いながら読んできました。
新たな学校には、変わっているけれど優しそうな先生方がいて、ひとまずほっとしています。
りんとの関係も、これからどんどん良くなっていくといいなと思います。
作者からの返信
鐘古様
こんにちは。まさか読んでいただけるとは思わず、めちゃくちゃびっくりしました( ゚Д゚)!←ホントにこんな顔になりました(笑)
琴音の内面に没入して読んでくださったのが感じられて、作者としてはとても嬉しいです。りんも、退いたり前面に出たりしながら、物語を彩っています。
悩みながら。迷いながら。一歩ずつ進んでいく琴の歩みを、見守っていただけますと幸いです。
45.びっくりへの応援コメント
進路に悩んだり、迷ったり、そういうことが真剣にできるのも若い頃だけですからね。苦しいかもしれませんが琴音さんは今、とても貴重な時間を過ごしているのだと思います。
それにしてもまた随分と想像の斜め上のキャラが登場しましたね。
え、三崎さんのお父さんなのにおねぇ……、いや口調だけですよね。
とにかく気になります。
次回も楽しみにお待ちしております。
作者からの返信
那智様
>進路に悩んだり~・・・・・・
言われてみれば、確かに。自分を思い返すと、苦しいだけの時期だったので、物語とはいえ、そのように描けているとは思わず、嬉しい気持ちです。
斜め上でしょうね・・・ww
私も当初、考えていませんでした。
この章は琴音&佳乃亜パートなのですが、理美編とも負けず劣らず、琴音に影響する出来事と、難問が待ち構えています。
お楽しみいただけますと、幸いです!
45.びっくりへの応援コメント
りんとのやり取りは、何かほっとしますね^^
そして、「必ずしもないないなわけではない」に、思わず笑ってしまいました^^
我が家のトイプーも、パパ(私)のベッドに登ってはいけないと学習していたのに、一回だけ乗せてあげたら、「必ずしも登っていけないなわけではない」と変換したらしく、部屋にいる時に、私だけがベッドに転がると、「ぼくも乗る」と、抗議をするようになってしまいました^^; 侮れない賢さですへへれ
作者からの返信
七倉様
イタチも同じらしいですw 間欠強化というらしくて、人間にも当てはまるらしいですね。たまに当たりが出ると、その行動がかえって増えてしまう。
いわゆるギャンブルは、その原理を利用しているらしいです。
まあ、犬ちゃん、イタチなら、可愛いだけで済みますけどね(笑)
たった一度で、覚えますよね!
うちも、二日に一回のおやつを間違えてあげてしまってから、いまだに大変です( ̄▽ ̄;)
6.夕焼けへの応援コメント
「ちゃんとお世話するのよ...?」ペットを飼いたい少年少女が親から言われるセリフNo.1ですよね...笑 私は昔その言葉に負けてしまいましたが。。
続きも楽しみにしています!今後もぜひ交流させてください!
作者からの返信
白河様
初めまして! お読みいただき、ありがとうございます!
正直、ここまできて新規の読者様がつくとは思っていなかったので、嬉しいばかりです!
そうなんですよ。アニメとかでも、定番ですよね!
最近で言うと、犬が飼い主に求める十か条・・・・・・(?)とかですかね。犬目線で、ちゃんと最後まで看取って、的な。
どちらにせよ、重大な決断だと思います。
繰り返しますが、お読みいただいて感謝ばかりです!
こんなかたちのお礼しかできませんが、どうぞご無理のない範囲でお楽しみいただければと思います。
こちらこそ、ぜひお付き合いのほど、
よろしくお願いいたします!
編集済
44.選択への応援コメント
おばあちゃん、癒されますね。『斜陽』のお母さまみたいな感じ、素敵ですね。たおやかで微笑しながら母性が光るような。琴の安全基地ですね。
言葉を話さない存在。だからこそ、話せたことが、たくさんある。
うん…これなんですよね、動物と心を通わせ、寄り添う喜びって。
和室の緑と白羊羹と夕日が綺麗でした。
作者からの返信
葵様
「斜陽」の感じという表現で頷いていただけるのが、今回一番収穫だったかもしれません笑
本編で琴の父母の影が薄くなってしまっていますが(正直、そこまで手が回らない)、そのぶん大きな存在になっています。
安全基地とは、まさにその通りだと思います。
不思議なものですよね。普通に考えると、話せないのに何で?ってなりそうなんですけど、実際そうでもないんですよね。
知り合いに、海外に移住してドッグセラピーをやっている方がいますが、同じようなことを言っていました。
おや、気づけば色のコントラストに。
そこはぜんぜん意識していませんでした笑💦(オイ)
風情のある読みを、ありがとうございます!
44.選択への応援コメント
白羊羹という呼び方は聞いた事がないのですが、佐賀の小城羊羹みたいなのかなと思いました。
今回のお話は、おばあちゃんの優しさにほっこりとし、とても癒されました。「斜陽」の「お母さま」というのも、すごく分かる気がします。
作者からの返信
秋色様
佐賀にそんな羊羹があるのですね!
画像検索してみましたが、確かに白い。
本編に出てくる白羊羹は、近所のお茶屋さんが遠方から取り寄せている、たしか季節限定の品物だったと記憶しています。
ただ、メーカーさんを忘れてしまったので、画像検索になかなか引っ掛からなくて💦
味は、本文中に記した通り、かなり美味です!
「斜陽」の「お母さま」は徐々に暗転するかたちになってしまいますが、出だしのニュアンスだけでも伝わればと思って、あのような書き方をしました。共有できて、嬉しいです!
編集済
44.選択への応援コメント
白ようかんって初めて聞きました。おいしそうですね、今度和菓子屋さんで探してみます。「きっかけが来る」すっごく分かる! でもいつもいつも来るわけじゃないんだなー。だから大半は自分で見切りつけなくちゃいけない。待ってるだけじゃダメ!琴、がんばれ!
作者からの返信
@nakamayu7様
>「でもいつもいつも~・・・・・・」
それ、大事ですね! 私も受け身的な性格なので、その視点が弱かったかも! ご指摘、ありがとうございます(⌒∇⌒)
琴、頑張れ!(という展開が、あるかも)
ちなみに白羊羹は、近所のお茶屋さんが遠方から取り寄せて売っているので、それを思い出して書いてます。
本文中にある通り、私が甘党なのを差し引いても、めっちゃ美味しいです!
44.選択への応援コメント
琴音さんのおばあちゃんは包み込むような温かさを持っている方ですね。
そばにいてくれるだけで落ち着ける。そんな雰囲気です。
将来のことを考えると不安でしょうけれど、おばあちゃんのいうとおり、いつかきっかけが来ると思いますし、まさに今がそのひとつ目のきっかけのような気がします。
続きも楽しみにお待ちしております。
作者からの返信
那智様
まさに、そんな感じですね。イメージとしては、昔ながらのおばあちゃんタイプを想像しています。
他の読者様が書かれていましたが、そのきっかけにただ受動的になるのではなく、どう飛び込んでいくか。見つけていくか。
そしてその後、それに対し、自分の責任でどう決断していくか。
それ自体がまた彼女の、「ひとつ目のきっかけ」になるのかもしれません。
お読みいただき、ありがとうございます(⌒∇⌒)
43.休憩への応援コメント
いいテンポの楽しい会話。琴を応援してくれて裏表ない性格の同僚。ちゃんと見てくれている上司。いい職場です。それを引き当てたのは紛れもなく琴ちゃんの素直な性格ゆえんですよね。とりあえず良い展開。このまま進めばいいなあ… て訳にもいかないかあー
作者からの返信
@nakamayu7様
心地よさを意識して書いた会話ですので、そう言っていただけると嬉しいです! 二年生を終えて、琴音の周りも、だいぶ明るくなりましたねー。
三年生は、高校生活の終焉とともに、進路にも大きく影響する一年ですよね。というか、進路そのもの。
二年生の時点である程度方向性が見えてきましたが、琴音のまた異なる一面が開かれていくものと思います。
42.芽生えへの応援コメント
メリハリの効いたキャラが出てきましたね。
ギャル系で派手な三崎さんですが、根はサバサバしていい人っぽいですね。
琴音さんも少しずつ打ち解けてきたようで良かったです。
彼女もまた理美さんのように支えになってくれる人物なのでしょうか。
続きも楽しみにお待ちしています。
作者からの返信
那智様
おはようございます。コメント、ありがとうおございます!
ほぼ新キャラなので、そこに触れてくださるコメントはなおありがたいです!
どうも琴音は、姉御肌的なタイプに好かれるようですね。
そこはかとなく、妹キャラなのかもしれません笑
本章(3年生編)は、理美編(2年生編)とはまったく違った意味での、琴音の分岐点となるストーリーをお届けできればと思います。
琴音の新しい一面、新たな葛藤が生まれ、家族にも変化が・・・・・・。
そんなお話を予定しております。
お付き合いのほど、(よろしければ)よろしくお願いいたします!
41.出発への応援コメント
臨床心理士というと資格ありきだと感じますけど、端的にカウンセラーと言ってしまえば確かに資格制約のない有象無象を思い浮かべますね。
でもきちんとした基礎知識を備えた人が行うカウンセリングとそうでない人のものはやはり自ずと受ける側に分かってしまうものだと思います。
だから琴音さんはそこは不安に思わず、ストロングポイントだと捉えて目指して行けばいいと思います。
でも琴音さん、強くなりましたね。
読者としても彼女の成長ぶりにはジーンと胸を打たれます。
続きも楽しみにお待ちしております。
作者からの返信
那智様
こういった問題は、縁あって身近な情報を得ることができているため、ストーリーと併せて、トピックとして埋め込みました。
と同時に、ある伏線にもなっています。
書いていて思いましたが、琴、ちょっと大人になってますよね🤭
親戚の子を見ているかのような笑
作者としても、琴の成長が嬉しいです。
本章は、新しいキーパーソンとして、まさかのあの人が登場します。
またシリアスな場面も含みますが、お楽しみいただければと思います。
41.出発への応援コメント
資格かー… 資格って資格にもよりますけど人の実力を表していませんよね。最近、特にそう思う事が多いです。だから、どうしたらいいか、ほんっと!どうしたらいいんでしょう…
作者からの返信
@nakamayu7様
いやー、それ分かります。
特に対人援助職は、海外では徹底的なガイドラインや審査の目が絶えずあるのに、日本はそうした制度が機能不全か、そもそも存在しないため、専門知識をもとにした自己流がまかり通っているとか。
これ、一般ユーザーからしたら、ガチャ以外の何者でもなくて、迷惑極まりないっていう話を、この前後輩の子としてました……。
さすがにメインテーマにはできませんが、私も元専門職ですし、支援者とのやり取りで痛い思いもだいぶしたので、琴にはそうした点も踏まえて進んでほしいと思います。
40.おやすみへの応援コメント
西奈様
明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
本年も変わらぬお付き合いのほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
二人が夢に向かって歩み始めましたね。
辛い経験をした彼女たちがその傷を癒しながら前を向いていく姿に感動します。
そしてその二人に寄り添うように眠るりんちゃんの存在にホッとしました。
次の更新も楽しみにお待ちしております。
西奈様にとって2025年が良き年になりますようお祈り申し上げます。
作者からの返信
那智様
あけまして、おめでとうございます。
わざわざお立ち寄りいただき、ありがとうございます!(´▽`)
おかげさまで無事、新章に向かう支度ができました。3年生の琴音。理美が巣立った後、彼女が出会うのは。
また緩急のついた展開を考えてはいますが、さて、琴音とりん達はどう動くか……。
那智様も、今年一年、良い年になりますよう。
私からも、変わらぬお付き合いを、よろしくお願いいたします🎍
39.お泊りへの応援コメント
「フローリングのお手入れ法」ウィル・ワイルズ著 東京創元社
全然、聞いたこともなかった書籍に思わずグーグル先生発動!
へえ、「恐ろしくもおかしいカフカ的不条理」
フランツ・カフカ好きの那智としては見逃せません。あとでア◯ゾンで検索してみます。
ところで理美ちゃんがお泊まりしてくれることになって良かったですね。
これでまた二人の絆が深まりそうです。
りんちゃんも嬉しそうだし(お母さんも)
続きも楽しみに追わせていただきますね。
作者からの返信
那智様
私はカフカ、「断片集」と「変身」、あとは頭木先生の「絶望名人~……」くらいしか触れたことがないですが、いいですよね。次は背伸びして、「城」かなー。
「フローリングの」は、図書館で借りて読んで、めでたく我が家の本棚に収まった(買いました)逸品です😊
古典文学ですが、イタリアの「幻想文学の鬼才」、ブッツァーティも好きです。
5章に向けての、総括のような回になりましたね。6章からは、新しい「りん。」がスタートします。
お立ち会い、よろしくお願いいたします🍀
33.憧れへの応援コメント
琴音の細やかな感情の動きに導かれるように読んでいます。理美も、家族や先生たちも血の通った人間味を感じ、それだけに深く刺さってきます。
ここまでの琴音のサバイバル(と言っていいのか分かりませんが)を見てきて、この回で「死ななくてよかった」という言葉が出てきたことに感慨を覚えています。
作者からの返信
柊様
たくさん読んでいただいて、ありがとうございます。
それと、お返事遅くなりまして申し訳ありません💦
深く染み入るレビューコメントまでいただき、重ねて御礼申し上げます。
生きることの積み重ねの中、それが叶わない人もいれば、琴音のようにサバイブできる人もいる。
私はそれをある程度確率論的なものとしてドライにとらえている反面、確率では図り切れない可能性、柊様の言葉をお借りすれば、「凝縮」された部分、そのものを描いてみたいとも思っています。
そのような思いを反映しているからか、当初のプロットとは、まったく違うかたちでこの物語は進んでいます。
一歩ずつを、どうか見守っていただければと思います。
編集済
37.brutally honest.への応援コメント
8日間もメッセージを放置されると辛いですよね~ でも返答がラインではなくて直接顔を合わせて伝えてくれた理実ちゃんに誠実さを感じます。言葉はつたなくて誤解を招くこともありますが、実際に顔を合わせて話すのはもっとも正確な意思伝達方法だって思います。
『brutally honest』=残酷なまでに正直に、自分の大事にしたい『価値』に向き合いなさい
知りませんでした。いい言葉ですね。人って遠回りしながらも結局は自分の大事にしたい『価値』に知らず知らずのうちに向き合っちゃてるものかもしれないなあって思ったりします。
さて誤字報告。
→「理美ちゃんが理美の頭のてっぺんをつんつんするも」
「りんの頭を」ですよね。
作者からの返信
@nakamayu7様
8日はやりすぎたかなと思い始めたところですw💦
5日くらいのほうが良かったのかな。リア友がよく10日後とかに返事するタイプなので、それにならってみました💦
この回、お気づきのようにラインで済ますことも考えましたが、二人に似合わないと思い、りんにも登場してもらい、このような回にしました。
brutaly honest 残酷なまでに正直に、という西奈の姉貴分からもらった言葉と、他の学術概念である「価値」を合わせて、このような解釈にしてみました。もっとも、それぞれの本家がそもそも似たようなことを言っているので、もともと重なり合う部分が大きく、そうなると@nakamayu7様の言われるような「価値」に向き合う、という考えが正解に近いと思います。
さらには、また誤字を💦内容もひどい( ̄▽ ̄;)
ご指摘、ありがとうございます💦 修正いたしました💦
37.brutally honest.への応援コメント
西奈さんが大切にしている言葉が出てきましたね。琴音の勇気とりんが理美ちゃんとの縁を繋いでくれた。
理美の「犠牲」や「善意」が誰の為なのかという想いや、結果への苦しみがよく伝わってきました。そこを経て、自分が納得するラインを見つけるのですよね。琴音と理美が共依存ではなく、互いが隣にいる事を必要としているのを嬉しく想います。
大切な価値観を守るには、時として残酷になるまで正直になる必要性がある…深く頷きました。
作者からの返信
葵様
こんばんは。当初、この言葉を本作で使用するつもりはまったくなかったのですが、いやはや、縁とは不思議なものですね。
けっきょくのところ、まず自分の立ち位置を守れないことには、誰も守れないし、その後のことに責任を持つ立場にもない(し、そもそもなれない)という不成立に、理美が気づいたのが大きかったのだと思います。
だからこそ、カウンセラーからもらった言葉を礎に、自分を取り戻した。
その記憶を掘り起こしたのが、琴音と、我らがりんだったわけですね。
今回の展開はまったく想定しておらず、著者にとっても印象深い回でした。
35.再度への応援コメント
なんとか無事に収まってホッとしました。
しかし赤坂って奴は粘着質な性格をしているんですよね。
そうなるとやはり後を着けられたりする可能性もあります。
危ないですよね。
でも琴音さんにはこれまで通り、学校に通って欲しいです。理美さんや先生たちに支えられてどんどん強くなっている彼女にその道を歩ませてあげたいですから。
さて、この後どうなるのでしょう。
また理美さんに向けられた言葉「もう一回」はどういう意味なのでしょうか。
続きも楽しみにしております。
作者からの返信
那智様
お読みいただいて、ありがとうございます。
間一髪、というところでしょうか。
こういうとき、大人(自分だったら)も無力だなと思いました。
被害者が責められる二次被害の可能性も含めて、やや外側を掘り下げたかたちにしております。
「もう1回」については、予定では次の話で内実を明らかにしようと思っています。
引き続き、お楽しみにしていただけますと幸甚です。
35.再度への応援コメント
理不尽ですね。日常的な男と女の格差の問題。最近はネット上の誹謗中傷の問題。これは性別ではないけど卑劣です。できたら人と人の繋がりを使って解決して欲しい。人を助けられるのは人だけなんですよね。もう少し警察や法律が「人」を思いやる「心」という要素を持っていただけたらいいんですけど…
作者からの返信
@nakamayu7様
お久しぶりです。だというのに、暗い話になってしまいましたね。
この辺り。一般受けを狙えばどうとでも書けたのですが、日頃からの思いや、「弱者」というのも本作のテーマなので、このような展開にしました。
法制度は、残念ながら未だにまったく現実に追いついていませんよね。
素人ながら、思いを同じくしております。
三章は、琴音にとっての転機となる章になります。
少しずつ、りんの登場シーンも増えていく予定です。
30.一歩への応援コメント
琴音さん自身の精神状態はゆっくりと正常軌道に持ち直してきているようですが、お祖母さんは心配ですね。
後期高齢者の方は骨折などで歩けなくなると認知症などの症状が出やすくなると聞いたことがあります。
そうならなければ良いのですが。
ところでりんちゃん、バースデーケーキと多めのオヤツ、ラッキーだったね。
いまのところ恋は叶わなそうだけど、琴音さんを精一杯癒してあげて欲しいと思いました。
次の章も楽しみに読ませていただきますね。
作者からの返信
那智様
お返事遅くなりまして、すみません💦
ちょっと私用でドタバタしてまして💦
やっと目処がつきました💦
なんだか所帯染みた話なんですが、いろいろ考えながら書いてます( *˙ω˙*)و グッ!
りん、恋脈やいかに笑
いつもありがとうございます!(´▽`)
21.笑みへの応援コメント
上書きってやはりそう簡単にできるものでは無いんですよね。
何度も何度もフラッシュバックを繰り返して、それでも少しずつしか上塗りできない。そういうものかもしれませんね。
琴音さん、がんばれ!
あ、でも冴島さん、なんとなくちょっと変わったような?
気のせいでしょうか。
作者からの返信
那智様
申し訳なかったですが、そちらの「上書き」でした💦
後遺症って、簡単には抜けないのですよね・・・・・・。
そして冴島さんのセリフは、加害者が被害者に言う「頑張れ」という、
かなり皮肉な意味合いで書いています💦
加害者にとっては、取るに足らないこと。
往々にして、そういうことがあるものですから・・・・・・。
とはいえ、物語はこれからも少しずつ変化を見せていきます。
行きつ戻りつ。
34.怒声への応援コメント
赤坂の正体ばれた。やさしい人って勘違いして深みにはまらなくてよかたって思います。物は考えようって言いますし…
しかし理実ちゃん、けんか早いですねえ(笑
相手酔っ払いだし…うまく収まってくれればいいんですが。
作者からの返信
@nakamayu7様
伏線は張っていたつもりだったんですが、
完全に化けの皮がはがれましたね( ̄▽ ̄;)
実際にこういう人、いるから怖いですよね。
理美も、琴音の苦しみを知っているからこそ、我慢の限界が来たのでしょうね。まあ、相当気が強いとは思いますが。
4章の味は、ここから出てきます。
無理せず、お読みいただければと思います。
いつも丁寧にご感想をくださり、ありがとうございます!
10.痛みへの応援コメント
琴音さんが他の生徒や教師のことに関心を持つようになったのは少しずつ心に余裕ができてきた証拠だと思います。
このまま上手く馴染んでくれればいいなと願います。
ところで序盤の田代先生のセリフの中で『……そういうの持ってるかなかな』は『……からかな』の誤字ではないかと思いました。
不躾で申し訳ありませんがこの後に読まれる皆さんのためにと思いましてm(_ _)m
作者からの返信
那智様
ぎゃああ、またやらかしてる!!
ご指摘ありがとうございます!!
(自分じゃ何度読んでも気がつかない、不思議・・・・・・)
心に余裕というのはまさにそうで、これから周りの世界に踏み出すという意味でも、柔らかめに展開させていこうとしていた時期でした。
(ストーリーの展開上、森崎先生のようなシーンがありますが)
基礎固めのような展開がしばらく続きますが、
基本的にはこの章は、のんびりとお楽しみいただけるかと思いますー
(⌒∇⌒)
編集済
33.憧れへの応援コメント
琴音は別に助けたなんて思っていなかいけど、理実ちゃんは琴音に救われたんですね。助けてあげたいと思う気持ちは貴いけれど、人は結局自分で救いを見つけて自分で助かるものなのかもしれません。でもそれができない人がいるのも事実だし、運命で片付けていい話ではもちろんないです。
最後のセリフ、すごく気になります。理実ちゃんの気になることの2つめの話題に入っていくんでしょうか。
作者からの返信
@nakamayu7様
恣意的な「助ける」よりも、意図しない思いが救いになることもあるのではないか、という思いで、この回は書いています。
もうひとつは、nakamayu様の仰るようなことですね。
「運命」と片付けてしまうのは簡単なのですが、手が最後まで届かなかった方々も大勢いらっしゃるのが、また事実・・・・・・。
最後のセリフは、4章の幕開けです。
理美もそうですが、琴音にとっての試練の入り口になります。
9.授業への応援コメント
琴音さんがこのような……煩い垣根が取り払われたナチュラルな場所とでもいうのでしょうか、に入れたことにホッとしました。
特別扱いはされないけど誰かがちゃんと見ていてくれている、そんな学校に転入できたのは幸運でしたね。
でも、これからまたいろいろと波乱もあるのかもしれませんが。
続きも楽しませていただきますね。
作者からの返信
那智様
最近では、こういう場所もずいぶんと増えているらしいですね。
今の時代も、「フツウ」からいったん外れると、戻りたくてもなかなか戻れない、そういうケースは多いと思います。
それだけではありませんが、いろいろな思いがあり、
このような展開にしています。
話がだんだん長くなるので、無理をせずにお楽しみくださいませ。
コメント、ありがとうございます(⌒∇⌒)
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32.あやまちへの応援コメント
理美ちゃん、誰かを丸ごと抱え込むなんて無理だよ。まずは自分を大事にしよう。で、余った力があれば助けてあげたらいい。それで足りなかったのなら、それは仕方ない…
作者からの返信
@nakamayu7様
お返事遅くなりました。
作者として、どうお応えしようかと思い、一晩寝かせてしまいました💦
(すみません💦)
これは、仰る通り難しい問題なんですよね・・・・・・。
事前に分かりようがない、特に理美や琴音くらいの年齢でそれをしろというのも難しいと思いますし、かといって(理美が「懐かなかった」と言うように)逆に大人に頼るのも、ストレートには難しかったりする・・・・・・その落とし穴に危険がある。その時期の悲劇、だったのかなと思います。
理美の後悔は消えていませんが、琴音との出会いが何かのきっかけになればと思います。
31.距離への応援コメント
頼る、頼られる、他人の領域に足を踏み入れるかどうかのところ、よく伝わってきました(拙作も今、丁度その場面です笑)。一文一文が味わい深くて余韻があるところが好きです。
紹介文にある「よくも悪くも可能な限り現実視点」、応援しつつ見守っています。
作者からの返信
葵様
コメントありがとうございます!(´▽`)
これ、本当デリケートな問題なんですよね……。
「助けて」(あるいは相手)に応えるのって、本当に難しい。
沙羅と翔太は、その辺り危うくなりかけて、立て直すくだりがまたリアルでした。
葵様始め、少数精鋭の方々に応援していただいているおかげで、めげずに書いています。
ありがとうございます😊
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23.採用への応援コメント
はじめまして!
少しずつ、少しずつ、読ませて頂いていたのですが、やっと最新話まで追いつくことが出来ました。西奈さんの書かれる感情表現が私は凄く好きで、十代の女の子の心情を繊細に丁寧に描かれるそのお力に感動しています…!
するすると感情が入ってくるというか、いつも読み始めて少しすると、もう感情移入してしまっています。ほんとに素晴らしいお力だと思います!最後まで物語を読ませて頂きますね。素敵な物語を届けて下さり、ほんとにありがとうございます☺️✨
作者からの返信
深海様
こちらこそ、海月さんファンです!!笑
吸い込まれて溶けてしまいそうな文章、深海さん作品の最大の魅力だと思っています。
十代の女の子を一度も過ごしたことがない人が書いているので、
いつも「いいのかこれ??( ̄▽ ̄;)」って、自信ないんですけど、
勇気づけられました笑💦
もう、もったいないようなお言葉までいただいて!
こちらが言葉が追いつきませんが、とても嬉しいです!
「りん。」はかなり力が試される作品だなと思います。
書くのも大変だし、一般受けする内容でもないのかもしれませんが、
最後まで投球できればと思います。
編集済
22.返却への応援コメント
「が、がんばれ、琴音ちゃん…私は、応援しているよ…!」by・たまこ
…ということで、ここまで読ませていただきました。引き込まれます。いやー…ピュアで繊細な琴音ちゃんの心情の描き方が見事ですね。この感性は、誰にも真似できない才能だと思う。すごいです。
てか、バイトの面接の人「コノヤロー」と思いました。
「いつか罰が当たりやがれ。階段からコケて足くじけ!」(大人げない・笑)
〈2回目のコメント〉
ヘルニアお大事に! いろいろ応援しています。^-^
作者からの返信
押羽様
うわわ、コメントありがとうございます!!
そんなに琴音を好いてくださって、作者としては幸甚です!
(実質長編二作目なので、ずいぶん自信のないスタートなのでした💦)
繊細・・・そんな言葉が、ほんとうに当てはまる子ですよね。
こういう子も多いんじゃないかなと思って、書いています。
バイトの面接については、半分実体験ですww
ホントにいるんですよ、こういう人!
足、くじいてくれましたかねww
「三省」の件は、ぜんぜん気が付きませんでした!💦💦
このお返事を書いた後、即時訂正します💦
ご指摘、ありがとうございます( ̄▽ ̄;)💦
他の作品に比べて、違う意味で書くのが難しい作品なのですが、
恐れずに、でも慎重に書き進めていこうと思います。
応援コメント、ありがとうございました!
(ヘルニアと合併症があって、痛くて最近カクヨムから離れ気味ですが、
またお邪魔いたしますね!)
追記
お気遣いありがとうございます!(´▽`)
脚が上がらないのですが、少し余裕ができてきました!
「3省」の件も、ありがとうございました😊
編集済
注意事項への応援コメント
こんにちは。
西奈さまはいつもあらすじにもこういう事を書いて下さり、私のような特性(私の近況ノートに書かせて頂きました)を持った者にとってはありがたいですm(_ _)m 実生活では気づかれていないと思いますが、カクヨムでは…誤解を生みかねないと判断し…公表いたしました。
『りん』大好きです。冬だけちょっと敏感さが増すので(我ながら野生動物みたいですね…)、また春になったらお邪魔しますね。
作者からの返信
葵様
お久しぶりです!
そして、ご丁寧にありがとうございます。
ノート、拝読しました。
まさにそういう事態を避けたかったので、あの注意書きに意味があったのだと知れて、こちらとしても良かったです。
待っていただけることが喜びです。
こちらも積読本消火のために最近書く専になってきたので、お邪魔できずすみません💦(本棚が歪んできました💦)
55.演習への応援コメント
結構夢中で読んじゃった。西奈さんの専門分野なのかな。自信があるということは大事ですね。
作者からの返信
ふみその様
一部学生時代にうろうろしたものが入っていますが、文献も手放しているので、論文検索サイトでいくつか読んで、付け焼刃で立てたトピックが大半です( ̄▽ ̄;)💦
久しぶりに最近のトピックに目を通しましたが、おかげさまで面白かったです!(内容は被らないよう、オリジナルにはしています)
楽しんでいただけて、何よりです(⌒∇⌒)