不確かであるが、思いやりは確か

佐藤蒼紀は昇山高校に通う学生であり、友達を作りたいと決めてきたとき野沢心という同級の女学生に出会います。彼女と出会ったことをきっかけに学園生活が彩られていきますが、また逆も然り。
彼らが出会った後に木戸愛来という少女と出会いますが、彼女のある過去は心のトラウマと関係しているようで……。

蒼紀の視点と心の視点から語られるお話の中、色々と気になるワードが上がってきます。気になるワードはちゃんと結びついて、一筋のあることに繋がります。
また少し心理学についても知れたりするので楽しいです。

不器用であるけれど彼らなりに歩む青春ストーリー。
一読してみてはいかがでしょうか。

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