よるのとばりにふるあめよ

さいごのごあいさつ

　ここまでご覧いただきありがとうございます。

　どうでしたか、子どもにとってのお母さんは愛情にあふれていましたか。または途轍（とてつ）もなく異常でしたか。

　この作品は評価されることは嬉しいかもしれません。でもそれはそれで複雑です。ではなぜこんなに暗い話を出したかというと、この計り知れない絶望感を共に味わってくれる方を探す為です。

　話は少し逸れますが、サイコパスという存在はご存知でしょうか。

　人格障害の反社会性パーソナリティという状態と暮らし、途轍もなく優秀で良心を持たない方々の事をサイコパスと言っています。

　お母さんはサイコパスだったのでしょうか。お母さんがサイコパスだったら、私はきっとどうなるでしょうか。

　このお話を書く、編集する度に憂鬱（ゆううつ）になり、苦しみました。

　書く時間としては放置している作品は別としてちゃんと作品に仕上げた作品の中では最も時間のかかる作業でした。

　最後までお読みいただき本当にありがとうございました。

　昨日よりいい物を。という気持ちで明日から書いていきます。

　またハナビシトモエを見つけてください。

　それでは。

　ハナビシ